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J-GLOBAL ID:201202264042497848   整理番号:12A0811347

ゴウシュウマダイ(Pagrus auratus:タイ科)において低O2回避は生理的擾乱と関連するが疲憊とは関連しない

Low O2 avoidance is associated with physiological perturbation but not exhaustion in the snapper (Pagrus auratus: Sparidae)
著者 (2件):
資料名:
巻: 162  号:ページ: 310-316  発行年: 2012年08月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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酸素分圧(PO2)が18°Cで3.1±1.2kPaに達するまで,ゴウシュウマダイ(Pagrus auratus:タイ科)が低酸素を回避しないことは既に知られている。このレベルのPO2及び温度での回避は種の臨界酸素分圧(Pcrit)以下であり,重大な生理的ストレスをもたらすと思われる。本研究の結果から,回避が,心臓,肝臓及び筋肉における顕著な内分泌応答,血液学的な変化,浸透圧調節性撹乱,及び代謝調節を含む多くの生理的撹乱が関連することを示した。ゴウシュウマダイは回避の時点で生理的ストレスを明確に受けたが,しかしながら,ある程度の予備の燃料の利用がなおも可能であることから,生理的疲憊の状態でなかった。回避に加えて,ゴウシュウマダイはまた遊泳速度のわずかな低下を示した。このエネルギー節約応答はゴウシュウマダイが低O2滞留の生理的負荷を最小にすることを助けると思われた。ゴウシュウマダイがそのPcrit閾値以下の水中に短時間存在することができ,回避時点での生理的疲憊の証拠なしに,いったん正常酸素が選択されると魚は急速に回復したと思われると結論した。最後に,回避時点で心臓組織における嫌気的代謝の徴候により,ゴウシュウマダイが心機能を保護するために低酸素を離れることを暫定的に示唆した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
個生態学  ,  動物に対する影響  ,  動物生理一般 

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