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J-GLOBAL ID：201202264050702655   整理番号：12A0580550

La_0.67Ca_0.33MnO₃薄膜の磁気的挙動に及ぼす空孔および厚さの影響に関するモンテカルロシミュレーション

Monte Carlo Simulation of the Vacancies and Thickness Effects on the Magnetic Behavior of La_0.67Ca_0.33MnO₃ Thin Films

著者 (4件)： AGUDELO G J. D. (Universidad Nacional de Colombia Sede Manizales, Manizales, COL) ,  AGUDELO G J. D. (Universidad de Manizales Manizales, COL) ,  RESTREPO-PARRA E. (Universidad Nacional de Colombia Sede Manizales, Manizales, COL) ,  RESTREPO J. (Universidad de Antioquia, Medellin, COL)
資料名： IEEE Transactions on Magnetics  (IEEE Transactions on Magnetics)
巻： 48  号： 3  ページ： 1110-1114  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： A0339B  ISSN： 0018-9464  CODEN： IEMGAQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 標記薄膜の磁気的挙動に及ぼす空孔と厚さの影響をメトロポリスアルゴリズムと最近接古典ハイゼンベルクモデルに基きシミュレーションを行った。シミュレーションは,薄膜の縦横寸法Lを充分大きな一定値として厚さdを変えて行い,結合定数の異なる3種類のイオンMn^3+egとMn^4+d3,Mn^3+eg’を区別して実施した。磁化,帯磁率,ならびに比熱の温度特性を求めた結果,薄膜厚さが9磁気単位セル以上に増大すると,常磁性から強磁性への転移温度T_cがバルク材料に関して報告されている温度(約260K)まで上昇することが判明した。また,空孔率の増大に伴い,T_cは薄膜厚さに関係なくリニアな減少傾向を示したが,これは磁気結合密度の減少によると思われる。

シソーラス用語： ランタン化合物 ,  カルシウム化合物 ,  マンガン化合物 ,  酸化物 ,  *磁性薄膜 ,  磁気的性質 ,  空格子点 ,  空孔欠陥 ,  厚み ,  モンテカルロ法 ,  シミュレーション ,  常磁性 ,  強磁性 ,  転移温度 ,  Heisenberg模型

分類 (1件)： 磁性材料  (NA04040H)

タイトルに関連する用語 (5件)： 薄膜 ,  磁気的挙動 ,  空孔 ,  厚さ ,  モンテカルロシミュレーション