文献
J-GLOBAL ID:201202264091807046   整理番号:12A0334329

逆ミセル中での抑制されたフェノールのイオン化: ナノメータスケールでの閉じ込め効果

Inhibited Phenol Ionization in Reverse Micelles: Confinement Effect at the Nanometer Scale
著者 (5件):
資料名:
巻: 13  号:ページ: 124-130  発行年: 2012年01月16日 
JST資料番号: W1265A  ISSN: 1439-4235  CODEN: CPCHFT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
種々の[H2O]/[界面活性剤]比W0での水/AOT/n-ヘプタン系逆ミセルで水相にOH-イオンが存在するときの2-アセチルフェノール(2HAP),4-アセチルフェノール(4HAP),およびp-ニトロフェノール(PNP)の吸収スペクトルが時間と共に変化するのを見出した。イオン化フェノール(フェノラート)バンドの非イオン化フェノールの吸収体への時間的発展があり,この過程は低W0でバルク水中pKa値が大きいフェノールでより速く起こった。バルク水中では用いたOH-濃度でフェノラート種のみが観測されるが,AOT逆ミセルでOH-濃度固定の下ではイオン化フェノールが時間と共に非イオン化フェノールに変化する。OH-濃度に無関係にAOT逆ミセル中では非イオン化フェノールがより安定であることを示した。これをフェノールとAOTの極性基との間の強い水素結合相互作用により非イオン化フェノールのみが逆ミセル界面に存在するとして説明した。カチオン性のベンジル-n-ヘキサデシルジメチルアンモニウムクロリドの逆ミセルに溶解したフェノールでは事情が全く異なりフェノラートのみが存在した。結果は古典的なpHの定義は逆ミセル内のような閉じ込め環境では適用できず,逆ミセル内のpHを測定できる一般的着想が求められる。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ミセル  ,  液-液界面  ,  酸塩基平衡 
物質索引 (6件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る