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J-GLOBAL ID：201202264114925122   整理番号：12A1236372

肝X受容体βはParkinson病のマウスモデルでドーパミンニューロンを保護する

Liver X receptor β protects dopaminergic neurons in a mouse model of Parkinson disease

著者 (6件)： DAI Yu-bing (Univ. Houston, TX) ,  TAN Xin-jie (Univ. Houston, TX) ,  WU Wan-fu (Univ. Houston, TX) ,  WARNER Margaret (Univ. Houston, TX) ,  GUSTAFSSON Jan-Ake (Univ. Houston, TX) ,  GUSTAFSSON Jan-Ake (Center for Biosciences, Stockholm, SWE)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 32  ページ： 13112-13117  発行年： 2012年08月07日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 肝X受容体β(LXRβ)がParkinson病(PD)の治療標的になるか否かを調べた。PD様の症状を誘導するMPTPの投与は,野生型(WT)よりもLXRβ欠損マウスの黒質ドーパミンニューロンに大きな影響を及ぼした。LXRβ欠損マウスの黒質では,活性化されたミクログリアやGFAP陽性星状細胞の数がWTよりも多かった。MPTP処理WTマウスへのLXRアゴニストの投与は,ドーパミンニューロンや線条体投射性ドーパミン線維の消失を防ぎ,ミクログリアや星状細胞の活性化を抑制した。また,LXRβは黒質のニューロンではなく,ミクログリアや星状細胞に発現した。LXRアゴニストはミクログリアの細胞障害効果を軽減するので,PDの治療に有効であろう。

シソーラス用語： ノックアウトマウス ,  *Parkinson病 ,  *サイトゾル受容体 ,  *ニューロン ,  黒質 ,  ミクログリア ,  星状細胞 ,  病態モデル ,  神経炎 ,  線条体 ,  *中脳 ,  動物タンパク質 ,  窒素複素環化合物 ,  芳香族化合物
準シソーラス用語： *ドーパミンニューロン ,  *肝X受容体 ,  GFAP

分類 (1件)： 神経の基礎医学  (GN01020W)

物質索引 (2件)： MPTP ,  GW-3965

タイトルに関連する用語 (4件)： 肝X受容体 ,  Parkinson病 ,  マウスモデル ,  ドーパミンニューロン