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J-GLOBAL ID:201202264152353078   整理番号:12A0591778

青少年のインターネット利用における規範意識を育てるための協働学習についての研究

著者 (2件):
資料名:
巻: 18  号:ページ: 60-67  発行年: 2011年12月13日 
JST資料番号: L4116A  ISSN: 1340-6531  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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CMC(Computer Mediated Communication)環境下では個人情報が公知されることに伴う犯罪者との接触や,必要としない有害情報への接触などの危険性から青少年に対する啓発教育が求められる。本論文では,現在の情報リテラシー教育による青少年の安全行動への影響を調べるために,「平成21年度青少年のインターネット利用環境実態調査」のローデータを用いて分析を行った。まず,フィルタリングに関する知識と使用状況の相関性を調べたところ,小学生においてわずかに相関が見られるが中高生では明確な関係性はなかった。次に,安全に関する教育経験との関係を調べ,小中学生にわずかな関係性が認められるが高校生では関係性がなかった。府省庁・民間によって行われてきた情報リテラシー教育政策では青少年の態度変容を目的としながら,実際には知識伝達型の一斉授業・研修で客観主義の教育であった。その対極をなす社会構成主義の学習観では学習者間のネットワークが形成され,学習集団への互恵的態度が醸成される。そこで,認知発達理論を援用した先行事例として,1)小学生による情報リテラシーワークショップ型体験学習,2)中学生によるディスカッション形式の協調学習,3)高校生による「ICTプロジェクト高校生熱議 in 大阪」を紹介した。
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分類 (3件):
分類
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技術教育  ,  その他の情報処理  ,  システム・制御理論一般 
引用文献 (22件):
  • 新井一博. 教育の社会資本形成機能 : 理論と実証. 一橋社会科学. 2010, 2
  • 大阪私学教育情報化研究会. ICTプロジェクト 高校生熟議 in 大阪 開催報告書. http://jukugi.mext.go.jp/archive/544.pdf. 2011
  • 田中和代. ゲーム感覚で学ぼうコミュニケーションスキル. 2009
  • 内閣府. 青少年のインターネット利用環境実態調査. http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/chousa/h21/net-jittai/pdf-index.html. 2010
  • 内閣府. 青少年インターネット環境整備基本計画フォローアップ結果について(概要). http://www8.cao.go.jp/youth/youth-harm/suisin/pdf/h21-fugaiyo.pdf. 2010
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