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J-GLOBAL ID：201202264163496768   整理番号：12A0785109

核融合発電に向けて(10)IFERC事業の進展状況

資料名： エネルギーレビュー  (Energy Review)
巻： 32  号： 6  ページ： 52-53  発行年： 2012年05月20日 
JST資料番号： L0936A  ISSN： 0289-2804  CODEN： EREBE  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国際核融合エネルギー研究センター(IFERC)事業では,原型炉設計に必要な研究開発の中心的拠点としての役割を果たすことを目指しており,六ケ村に拠点を置いて活動を展開している。原型炉R&D棟では,研究開発機器の据え付けが平成23年3月にほぼ完了し,同年7月に放射性同位元素の使用許可を取得し,現在,本格的なR&D開発を開始している。R&Dの共通課題になり得るテーマとして,低放射化フェライト鋼,炭化ケイ素複合材,トリチウム管理技術,先進トリチウム増殖材の5つの項目を選択し,原型炉R&D棟を中核施設に捉え,30を超える課題を公募型共同研究で実施し,全日本体制で進めている。また,ITERにおいてプラズマの挙動を数値的に解析するには,スーパーコンピューターが必要不可欠である。スパコンは欧州が調達し,日本が冷水供給設備,電源設備等を用意し,計算機シミュレーションセンターは,燃焼プラズマの挙動解析だけでなく,材料の照射効果のマルチスケールシミュレーション等の工学課題の計算・解析を推進し,その成果をITERの運転シナリオの最適化や原型炉の設計等に反映させることを目的としている。

シソーラス用語： 青森県 ,  *スーパコンピュータ ,  核融合炉 ,  研究用原子炉 ,  低炭素合金鋼 ,  炭化ケイ素 ,  プラズマ対向機器 ,  *プラズマ対向材料 ,  三重水素 ,  *研究開発
準シソーラス用語： *六ケ所村 ,  スパコン ,  *ITER【実験炉】 ,  低放射化フェライト鋼 ,  原型炉 ,  トリチウム ,  トリチウム取扱 ,  研究開発プロジェクト

分類 (1件)： 核融合装置  (BJ02083Z)

タイトルに関連する用語 (4件)： 核融合発電 ,  事業 ,  進展 ,  状況