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J-GLOBAL ID：201202264176992934   整理番号：12A1314731

無酸素銅連続繰り返し曲げ加工材の再結晶のEBSD解析

著者 (3件)： NORHAFIZAH Sharifah (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  高山善匡 (宇都宮大 大学院工学研究科) ,  渡部英男 (宇都宮大 大学院工学研究科)
資料名： 銅と銅合金  (Journal of Japan Institute of Copper)
巻： 51  ページ： 37-41  発行年： 2012年08月01日 
JST資料番号： S0603A  ISSN： 1347-7234  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： CCB(連続繰返し曲げ加工)は板材表面に超強加工,内部に低加工を与える方法であり,傾斜的に歪を蓄積できる。無酸素銅板材にCCBを施し,その後の熱処理で生ずる再結晶挙動を調べた。CCBは1パスで0.0184の真歪を表面に与えられる条件で,20~160パスを施した。280または360°Cで1時間焼鈍後,ビッカース硬さ試験及びEBSD法による結晶方位分布解析を行った。CCB加工により,表面から内部に傾斜的に歪を蓄積できることを確認した。40パス以降は,加工硬化の飽和により表面の硬さはほとんど変化しなかった。120パスでは,40パスに比べて熱処理による表面近傍の軟化が大きかった。CCBにより表面が粗大粒,内部が細粒から成る組織を形成できる。

シソーラス用語： *無酸素銅 ,  *曲げ加工 ,  塑性歪 ,  塑性変形 ,  *再結晶 ,  焼なまし ,  押込硬さ ,  結晶方位 ,  加工硬化 ,  表面 ,  軟化 ,  結晶粒
準シソーラス用語： EBSD法

分類 (2件)： 機械的性質  (WB02030U) ,  変態組織,加工組織  (WB01030N)

引用文献 (8件)：

• 1)Y.Takayama, et. al.:Proc. ReX'99(JIMISIO),JIM,(1999),321-326.
• 2)高山善匡:塑性と加工,45(2004),507-512.
• 3)Y.Takayama,J.A.Szpunar,H.T.Jeong:Mater. Trans.,42(2001),2050-2058.
• 4)Y.Takayama et. al.:Mater. Sci. Forum,408-412(2002),577-582.
• 5)Y.Takayama et. al.:Mater. Trans.,45(2004),2826-2831.

タイトルに関連する用語 (5件)： 無酸素銅 ,  曲げ加工 ,  再結晶 ,  EBSD ,  解析