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J-GLOBAL ID:201202264200451419   整理番号:12A1663009

三段階対応の可変レベルキャッシュのマルチスレッドアプリケーションを用いた評価

Evaluation of Three-level Variable Level Cache using Multithread applications
著者 (4件):
資料名:
巻: 2012  号:ページ: ROMBUNNO.ARC-201,NO.12  発行年: 2012年10月15日 
JST資料番号: Z0031C  ISSN: 2186-2583  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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現在,プロセッサには高性能と低消費エネルギーの両立が求められている。特に,回路の微細化にともないリークエネルギーが増加しているため,リークエネルギーを削減することが重要である。そこで我々は,キャッシュの消費エネルギーを削減する手法の一つとして可変レベルキャッシュを提案している。可変レベルキャッシュはキャッシュの容量をプログラムの特徴によって動的に変化させる手法で,キャッシュ容量が必要でないときには標準電圧で高速動作するアクティブ領域を順次半減させることで消費エネルギーを低減する。また,アクティブでなくなった領域の電源を遮断するのではなくスリープモードへと移行させ,1つ下位レベルの排他的キャッシュとして動作させることでアクティブ領域を減らした時の性能低下を抑制している。これまでに我々は可変レベルキャッシュのマルチプロセッサ環境での有効性を示した。また,従来の可変レベルキャッシュで問題となっていた書戻しオーバヘッドの削減手法も提案してきたが,マルチプロセッサ環境での評価はされていなかった。更に,これまでの評価ではマルチスレッドアプリケーションを用いた評価を行われていなかった。そこで本稿では,マルチプロセッサ環境において,提案されてきた性能向上手法を適用した上で,マルチプロセスおよびマルチスレッドアプリケーションを用いて我々が提案している可変レベルキャッシュの有効性について評価を行う。評価の結果,可変レベルキャッシュはマルチプロセッサ環境において通常キャッシュより平均41%電力遅延積が改善できることが明らかとなった。(著者抄録)
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分類 (3件):
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記憶方式  ,  エネルギー消費・省エネルギー  ,  制御方式 
タイトルに関連する用語 (4件):
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