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J-GLOBAL ID：201202264244317078   整理番号：12A0944327

イオン液体からの有機カチオンによるキャピラリー電気泳動における電気浸透流変調

Electroosmotic flow modulation in capillary electrophoresis by organic cations from ionic liquids

著者 (7件)： MENDES Acacio (Universidade Nova de Lisboa, Oeiras, PRT) ,  MENDES Acacio (IBET, Oeiras, PRT) ,  BRANCO Luis C. (Universidade Nova de Lisboa, Caparica, PRT) ,  MORAIS Cristiana (Universidade Nova de Lisboa, Oeiras, PRT) ,  MORAIS Cristiana (IBET, Oeiras, PRT) ,  SIMPLICIO Ana Luisa (Universidade Nova de Lisboa, Oeiras, PRT) ,  SIMPLICIO Ana Luisa (IBET, Oeiras, PRT)
資料名： Electrophoresis  (Electrophoresis)
巻： 33  号： 7  ページ： 1182-1190  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： A0626B  ISSN： 0173-0835  CODEN： ELCTDN  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： イオン液体からの有機カチオンによるキャピラリー電気泳動(CE)における電気浸透流(EOF)変調を研究した。ホスホニウム,スルホニウム,システイニウム,アンモニウム及びグアニジニウムカチオンベースの有機塩を選択し,これらの化合物のシクロデキストリンによるキラル分離における相乗効果も評価した。上記化合物の比較ではイミダゾリウムベースカチオンがEOF変調にもっとも効果的であった。ホスホニウムベース化合物及びトリオクチルメチルアンモニウムクロリドは酸性及び塩基性条件でのEOF逆転能力がもっとも高く,ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン存在下でのEOF逆転濃度は最小であった。ホスホニウムカチオンのEOF変調能力はDL-プロプラノロールのキラル分離の改善に有効であった。

シソーラス用語： *キャピラリー電気泳動 ,  *電気浸透 ,  *浸透流 ,  イオン液体 ,  カチオン ,  添加物効果 ,  エナンチオマ ,  立体選択性 ,  分離効率 ,  シクロデキストリン ,  糖エーテル ,  ホスホニウム ,  アンモニウム化合物 ,  第四アンモニウム ,  窒素複素環化合物 ,  濃度依存性 ,  相乗作用 ,  スルホニウム ,  脂肪族アミン
準シソーラス用語： イミダゾリウム類 ,  ヒドロキシプロピル-β-シクロデキストリン ,  *電気浸透流

分類 (1件)： 電気泳動分析  (CC04017K)

物質索引 (3件)： DL-プロプラノロール塩酸塩 ,  トリオクチルメチルアンモニウムクロリド ,  グアニジニウム

タイトルに関連する用語 (5件)： イオン液体 ,  有機カチオン ,  キャピラリー電気泳動 ,  電気浸透流 ,  変調