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J-GLOBAL ID：201202264272374478   整理番号：12A1200631

プロトン交換輸送体表面に埋め込んだ酸化還元活性単一層での電荷調整

Charge regulation in redox active monolayers embedded in proton exchanger surfaces

著者 (3件)： RICCI A. M. (Northwestern Univ., IL, USA) ,  TAGLIAZUCCHI M. (ALUAR S.A. Aluminio Argentino, Chubut, ARG) ,  CALVO E. J. (UBA Pabellon 2, Buenos Aires, ARG)
資料名： Physical Chemistry Chemical Physics  (Physical Chemistry Chemical Physics)
巻： 14  号： 28  ページ： 9988-9995  発行年： 2012年07月28日 
JST資料番号： A0271C  ISSN： 1463-9076  CODEN： PPCPFQ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： チオール及びジアゾニウム化学により金電極に繋いだオスミウムピリジン錯体の酸化還元挙動への,電解質イオン濃度とpHの影響をサイクリックボルタンメトリーにより研究した。酸化還元及びカルボキシレート基間の相互作用に起因する表面での電荷調整により,結果を定量的に説明した。金属-自己集合単一層-電解質界面での静電ポテンシャルと,酸塩基及び酸化還元平衡と組み合わせた記述を含む,改良型Smith-Whiteモデルで実験データを分析した。モデルは酸-塩基種の解離率の関数として解析的に解くことができ,定性的に実験データと一致するが,チオールの表面被覆率計算値は還元脱着により求めた値よりかなり小さい。この差が弱酸単一層のプロトン化による電荷調整から生じるものではなく,溶液カチオン(Na⁺)と表面のカルボキシレート間のイオン対生成とイオン-イオン相関による可能性のあることを説明した。

シソーラス用語： *イオン交換 ,  表面 ,  酸化還元反応 ,  単分子層 ,  *チオール ,  カチオン ,  ジアゾ化合物 ,  *金電極 ,  *オスミウム錯体 ,  *窒素複素環化合物 ,  電解質 ,  イオン ,  濃度 ,  pH依存性 ,  サイクリックボルタンメトリー ,  電位 ,  解析 ,  解離 ,  被覆率 ,  イオン対 ,  イオン間相互作用 ,  イオン濃度
準シソーラス用語： ジアゾニウム化合物 ,  *プロトン交換 ,  モデル解析 ,  自己集合単一層 ,  静電ポテンシャル ,  電荷輸送

分類 (4件)： 白金族元素の錯体  (CE01100E) ,  ピリジン  (CF07095Q) ,  芳香族単環カルボン酸・ペルオキシカルボン酸・チオカルボン酸  (CF05180T) ,  電気化学反応  (CB07050F)

物質索引 (1件)： ピリジン

タイトルに関連する用語 (6件)： プロトン交換 ,  輸送 ,  体表面 ,  酸化還元活性 ,  単一層 ,  電荷