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J-GLOBAL ID：201202264290357939   整理番号：12A0170689

ハイブリッド浸透希釈脱塩と確立した海水脱塩および廃水再生プロセスの相対的ライフサイクル評価

A comparative life cycle assessment of hybrid osmotic dilution desalination and established seawater desalination and wastewater reclamation processes

著者 (3件)： HANCOCK Nathan T. (Colorado School of Mines, Div. of Environmental Sci. and Engineering, 1500 Illinois St., Golden, CO 80401, USA) ,  BLACK Nathan D. (Colorado School of Mines, Div. of Environmental Sci. and Engineering, 1500 Illinois St., Golden, CO 80401, USA) ,  CATH Tzahi Y. (Colorado School of Mines, Div. of Environmental Sci. and Engineering, 1500 Illinois St., Golden, CO 80401, USA)
資料名： Water Research  (Water Research)
巻： 46  号： 4  ページ： 1145-1154  発行年： 2012年03月15日 
JST資料番号： B0760A  ISSN： 0043-1354  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 本研究の目的は,浸透圧による膜プロセスおよび確立した膜脱塩技術から成る新たなハイブリッドシステムを使用した海水脱塩と水再生を組み合わせた相対的な環境影響を求めることであった。相対的なライフサイクル評価手順を使用して,浸透希釈(ODN)モードでの正浸透(FO)および海水逆浸透(SWRO)からなる新規なハイブリッドプロセスと,他の2プロセス,単独型従来のSWRO脱塩システムならびに逆浸透を備えたナノフィルトレーションからなるSWROおよび2重境界障害水浄化を組み合わせたシステムとを識別した。各プロセスは10種の基本的影響分類を使用して評価した。ライフサイクル評価により,ODN-SWROプロセスの開発に存在する2つのハードルを見通せることを示した。それは,FO膜のモジュール設計とFO膜の洗浄度合いであった。システム最適化分析により,本論文掲載時に技術的に実現可能な2重FO膜充填密度,FO膜透過性の3倍増,およびシステム運転の最適化で,SWROと比べてODN-SWROハイブリッドプロセスの環境影響を25%以上低下できることを明らかにした。今のところ,海水および廃水の新規なナノフィルトレーション-ROハイブリッド処理はほとんど同じレベルの環境影響を達成することができる。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： 淡水化 ,  リサイクル ,  廃水処理 ,  半透膜 ,  *逆浸透 ,  エネルギー回収 ,  浄水 ,  *ライフサイクルアセスメント ,  *ハイブリッド系 ,  環境影響 ,  膜分離 ,  モジュラ設計 ,  洗浄 ,  性質 ,  密度 ,  逆浸透膜
準シソーラス用語： ナノフィルトレーション【膜分離】 ,  充填密度 ,  *正浸透 ,  正浸透膜 ,  廃水再生 ,  膜洗浄 ,  膜透過性

分類 (3件)： 下水,廃水の物理的処理  (SC03040L) ,  環境問題  (SA01020V) ,  膜分離  (XD02120Z)

タイトルに関連する用語 (7件)： 浸透 ,  希釈 ,  脱塩 ,  海水脱塩 ,  廃水再生 ,  プロセス ,  ライフサイクル評価