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J-GLOBAL ID:201202264295571998   整理番号:12A0993847

金属(オキソ)による脂肪族C-Hの方向選択性水酸化反応:基質バイアスの覆し

Directed Metal (Oxo) Aliphatic C-H Hydroxylations: Overriding Substrate Bias
著者 (3件):
資料名:
巻: 134  号: 23  ページ: 9721-9726  発行年: 2012年06月13日 
JST資料番号: C0254A  ISSN: 0002-7863  CODEN: JACSAT  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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Fe(PDP)などの非ヘム鉄錯体では,空いている配位サイトがcisの位置関係になっていて,Fe原子がごく近傍の被酸化部位と酸化剤の両方とバインドできる。これを利用してC-H結合を酸化することができるが,この際構造中にカルボン酸があると,通常は酸化位置の選択性を支配している基質の電子的効果,立体効果,立体電子的効果が覆えされることを検証した。典型的な反応条件は,アセトニトリル中,小過剰の過酸化水素と触媒量のFe(PDP)存在下,室温30分である。同一条件で基質構造中のカルボン酸がフリーの場合とメチルエステルの場合の酸化生成物の収率を比較すると,通常は電子的,立体的,立体電子的のいずれかの理由で生成が不利な所期のラクトンが,フリーの場合はメチルエステルの場合の約2~4倍程度,極端な例では30倍程度生成した。またカルボン酸の場合はそのα-位の立体化学と,Fe(PDP)が(S,S)体か(R,R)体かという立体化学の組合せによって収率が左右されるが,メチルエステルの場合は影響されなかった。
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分類 (1件):
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脂肪族カルボン酸エステル・カルボン酸無水物・酸ハロゲン化物・アシルペルオキシド 
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