文献

J-GLOBAL ID：201202264341517111   整理番号：12A0825856

逆の熱伝導法による高速ピン-オン-ディスク摩擦計の熱再分配パラメータの決定

Determination of heat repartition parameters on high speed pin-on-disc tribometer by inverse heat conduction method

著者 (4件)： MERESSE Damien ,  WATREMEZ Michel ,  HARMAND Souad ,  DUBAR Laurent
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 504/506 Pt.2  ページ： 1061-1066  発行年： 2012年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 熱伝達を鋼ディスクに対するフェノールピン摺動間で調べた。逆の熱伝導法を,各部分の接触表面の温度場と熱流束を確認するために使用した。実験を,高速摩擦計で行い,遠隔測定システムに接続されたK-タイプの熱電対センサーで,7個所の回転部品内の温度測定を可能にした。ディスク表面の熱分布,ピンとディスク間の熱再分配パラメータαと摺動熱伝導率h_cを,行ったトライボロジー試験時の摩擦状態に関して考察した。熱伝達をピンとディスクで独立して計算した。軸対称構造での確認は,摩擦リングの平均摩擦半径近くの熱集中の強調を可能にした。推定された熱流束は,予想された挙動と一致した。より高い値を,リング端(r=46mm)より,r=36mmとr=40mmで観察した。ディスクとピンの温度データを,リンクしたモデルで問題を解くことによって,同時にα,h_cとΦ_g(生成熱)の進化の確認に使用した。パラメータの確認は,熱伝導率が,熱再分配パラメータαより,平均垂直圧力と表面温度によってより影響を受けることを示した。行った全ての試験に関して,αは,試験した摩擦状態の顕著な影響なしに0.992周囲を変動した。逆に,平均垂直圧力変動と接触温度変動は,更に熱伝導率値に変化を誘発した。摺動速度は,小さな影響しか持たないようであった。

シソーラス用語： *熱伝導 ,  解析 ,  *試験装置 ,  再分布 ,  パラメータ ,  鋼板 ,  円板 ,  熱流束 ,  温度測定 ,  分布 ,  熱伝導率 ,  熱伝達 ,  生成熱 ,  ピン ,  摩擦 ,  トライボロジー ,  軸対称性 ,  表面温度 ,  *制動 ,  遠隔測定 ,  装置 ,  温度場 ,  滑り速度
準シソーラス用語： *ピンオンディスク型摩擦摩耗試験機 ,  逆解法 ,  再分配 ,  制動装置 ,  熱分布

分類 (2件)： 熱伝導  (PA02020Z) ,  ブレーキ  (QB01050D)

タイトルに関連する用語 (5件)： 熱伝導 ,  ディスク ,  摩擦 ,  再分配 ,  パラメータ