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J-GLOBAL ID:201202264355937997   整理番号:12A0726609

キクCys2/His2ジンク・フィンガー蛋白質遺伝子のシロイヌナズナにおける異種発現は塩分耐性及び乾燥耐性を付与する

The heterologous expression in Arabidopsis of a chrysanthemum Cys2/His2 zinc finger protein gene confers salinity and drought tolerance
著者 (11件):
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巻: 235  号:ページ: 979-993  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0607A  ISSN: 0032-0935  CODEN: PLANAB  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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ジンク・フィンガー蛋白質(ZFPs)は植物成長及び発達において重要な役割を果す。本研究は,キク由来RACE PCRによるCys2/His2(C2H2)ZFP遺伝子CgZFP1の単離とシロイヌナズナにおける異所性発現によるその機能の調査を記述する。CgZFP1は,2つの保存されたC2H2 領域である核局在性ドメイン(B box),Leu-豊富ドメイン(L box)とそのC末端付近に保存されたDLN配列(DLN box)を含む。キクの葉での発現はABAによってでなく,塩分又は乾燥によって強く誘導された。細胞内局在性試験は,CgZFP1はin vivoで核に局在することを示した。酵母One-Hybridシステムは,CgZFP1は転写活性化能を有し,CgZFP1の異種発現は塩分及び乾燥ストレスに対してトランスジェニックシロイヌナズナ植物に耐性を付与することを示した。塩分ストレス下,浸透圧調整,ROS捕捉及びイオンホメオスタシスに関与する遺伝子,即ちAtlea3, AtP5CS2, AtProT1, and AtMnSOD, AtPOD, AtAPX1及びAtSOS1, AtSOS2, AtSOS3, AtNHX1はCgZFP1トランスジェニックシロイヌナズナで強化された。さらに,浸透圧調整及び酸化性ストレス反応に関与する遺伝子,即ちtlea3, AtP5CS2, AtProT1, アクアポリンAtPIP2A及びAtMnSOD, AtPOD, AtAPX1は乾燥ストレス下でのトランスジェニックシロイヌナズナで誘導された。これらの結果は,CgZFP1は植物における塩分及び乾燥ストレス応答に関与する重要な制御因子であることを示す。Copyright 2011 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
花き・花木  ,  植物生理学一般  ,  遺伝子の構造と化学 

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