抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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平成22年12月4日の東北新幹線八戸~新青森間の開業に伴い,散水消雪設備の監視業務を行う青森機械設備管理センターが発足した。事前に作成した操作マニュアルや新潟での研修経験者の配置等,万全の体制で臨んだが,新潟より厳しい低温や初期故障などにより,管制業務にもさまざまな判断・対応が必要となってきた。そこで日々の管制業務を積み上げ,詳細を管制業務マニュアルに追加してきた。平成23年度における主要な取組みを挙げると次の通りである。1)散水消雪に重大な影響を与える送水・循環ポンプの稼働値データから傾向値管理を行うことで早期に設備の異常を全監視員が把握できるように改善を行った。2)監視カメラによる監視ポイントの標準化や判断基準を明確化し,強制散水タイミングの確認方法を確立した。3)減圧弁ユニット等の凍結時の管制センターの取扱方・対応方及び連絡方を標準化し,早期復旧につなげた。これらの取組みの詳細を紹介した。今後も業務経験を積み上げ,さらに監視精度を高めていく。