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J-GLOBAL ID：201202264379571560   整理番号：12A0580293

成熟後に生まれたニューロンにおける高い興奮/阻害バランスの期間の過程におけるユニークなプロセシング

Unique Processing During a Period of High Excitation/Inhibition Balance in Adult-Born Neurons

著者 (4件)： MARIN-BURGIN Antonia (Consejo Nacional de Investigaciones Cientificas y Tecnicas (CONICET), Buenos Aires, ARG) ,  MONGIAT Lucas A. (Consejo Nacional de Investigaciones Cientificas y Tecnicas (CONICET), Buenos Aires, ARG) ,  PARDI M. Belen (Consejo Nacional de Investigaciones Cientificas y Tecnicas (CONICET), Buenos Aires, ARG) ,  SCHINDER Alejandro F. (Consejo Nacional de Investigaciones Cientificas y Tecnicas (CONICET), Buenos Aires, ARG)
資料名： Science  (Science)
巻： 335  号： 6073  ページ： 1238-1242  発行年： 2012年03月09日 
JST資料番号： E0078A  ISSN： 0036-8075  CODEN： SCIEA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 成熟動物の歯状回は既存のネットワークに統合する新しい顆粒細胞(GC)を生成しているが,この新しく生成したGCの特異的な役割については分かっていない。本研究では,成熟動物で生成した未熟なニューロンの情報のコード化への寄与について検討した。急性スライス標本におけるカルシウムイメージングと電気生理学の組み合わせにより,弱い求心性活性によって成熟したGCは殆ど動員されないが,未熟なニューロンの多くが活性化されることが分かった。この活性化閾値の違いは,未熟なGCにおいて一過性に発現される興奮/阻害バランスの亢進により決定された。未熟なGCは低い入力特異性を示したが,時間経過とともに特異性の高い応答性を示すようになった。以上より,歯状回に入る活性パターンは,異なる時間に生成したGCから成る不均一な集団によって異なる解読を受けることが分かった。

シソーラス用語： *ニューロン ,  歯状回 ,  *顆粒細胞 ,  電気生理 ,  画像処理 ,  神経生理 ,  熟度 ,  *神経伝達 ,  *成長段階
準シソーラス用語： カルシウムイメージング ,  興奮性ニューロン ,  神経阻害 ,  成熟度

分類 (2件)： 神経系一般  (EJ12010J) ,  老化と死  (EJ16040S)

タイトルに関連する用語 (7件)： 成熟 ,  ニューロン ,  興奮 ,  阻害 ,  バランス ,  過程 ,  プロセシング