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J-GLOBAL ID：201202264406746814   整理番号：12A0636103

水稲栽培における除草剤使用成分数の削減技術

A Reduction Technology of the Number of the Herbicide Use Ingredients in the Paddy Rice Cultivation

著者 (6件)： 池尻明彦 (山口県農林総合技術セ) ,  穐吉和枝 (山口県農林総合技術セ) ,  穐吉和枝 (長門農林事務所) ,  片山正之 (山口県農林総合技術セ) ,  鳥居俊夫 (山口県農林総合技術セ) ,  鳥居俊夫 (山口県 農林水産部)
資料名： 山口県農林総合技術センター研究報告  (Bulletin of the Yamaguchi Perfectural Agricultural & Forestry. General Technology Center)
号： 3  ページ： 9-15  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： Z0134B  ISSN： 2185-0437  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 1 大豆跡圃場は水稲跡圃場に比べて,雑草の発生量が少ない。2 5月下旬~6月上旬移植において,荒代後15日程度の浅水管理で雑草を発生させた後,植代を行うことで,慣行の代かき体系に比べて,ノビエ,ホタルイの発生は抑制されるものの,コナギの発生は抑制されない。3 ノビエなどの一年生雑草の発生が主体の圃場であれば,1成分剤のプレチラクロール乳剤を散布することで,慣行の一発処理剤と同等の除草効果がある。4 コナギ,ホタルイが多発する圃場や移植期が低温である平坦部の早期栽培や中山間の栽培で,雑草の発生が遅れ,発生も長期間にわたる場合には,プレチラクロール乳剤のみでは除草効果が十分得られない危険性がある。(著者抄録)

シソーラス用語： 栽培 ,  *水稲 ,  *除草剤 ,  栽培管理 ,  ダイズ ,  雑草 ,  植物成長 ,  除草作用 ,  種差 ,  代かき ,  *田畑輪換 ,  エーテル ,  芳香族アミン ,  脂肪族塩素化合物 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド
準シソーラス用語： *減農薬 ,  水稲栽培

分類 (2件)： 稲作  (FC03020C) ,  化学的防除  (FC05050X)

物質索引 (1件)： プレチラクロール

引用文献 (15件)：

• 荒井正雄・宮原益次.1956.水稲の本田初期深水灌漑による雑草防除の研究.日作紀.24:163-165.
• 浅井元朗・樫野亜貴.1994.湛水後の2回の土壌攪拌が水田雑草群落組成に及ぼす影響.雑草研究.39:174-176.
• 福島裕助・大隈光善・田中浩平.1995.北部九州の水稲早期栽培における雑草の発生消長と除草剤の処理適期.雑草研究.40(1)1-7:1995.
• 片岡孝義・児嶋清・古谷勝司.1979.コナギの生育と種子生産.雑草研究.24:86-91.
• 草薙得一・服部金次郎.1978.水田多年生雑草の発生消長および増殖に及ぼす水稲の栽植密度の影響.雑草研究別号講演要旨.17:179-180.

タイトルに関連する用語 (2件)： 水稲栽培 ,  除草剤