抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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前号までは,光を記録する銀塩フィルムの特性について述べてきたが,今回からは,記録された光情報の利用について述べる。今回は,画像を用いた画像分析,画像解析について述べる。画像の基本単位は,画素(ピクセル)と呼ばれる。画像処理の第一歩は,画像を画素に分けることである。画素は,位置情報と濃度情報をもち,カラー画像であれば,(X座標,Y座標,赤色の濃度,緑色の濃度,青色の濃度)という5次元の情報量で表される。そして,画像処理は,画素の5次元の情報量を用いて行われる。画像の基本処理は,二値化処理であり,こうすることで処理時間を短縮できる。最近は処理装置の高性能化により,濃淡情報を保持して処理することが多くなった。画像処理には様々なものがある。ここでは,代表的なものとして,画像に色をつける,パターン認識,歪の修正,リモートセンシング,地図作成などを紹介した。