抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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電力流通設備の高経年化が進んでいることから,非破壊検査の重要性が高まっている。設備や機器の劣化には,亜鉛メッキの減厚などのように表面から進行する事象もあり,表面の組成を分析できる蛍光X線分析は有望な診断技術の一つと考えられる。この分析はエネルギー数十keV程度のX線で可能であり,線源に近年報告された剥離帯電X線源を用いることができれば,装置の小型化だけに留まらず,測定対象形状に応じた,例えばライン状の蛍光X線分析システム開発への展開が期待できる。この実験の目的は剥離帯電X線源のエネルギー分布などの基礎特性を明らかにするとともに,蛍光X線分析への適用可能性を評価することである。主な成果は以下の通りである,1.ループテープ方式の剥離帯電X線源の提案と試作 2.試作したX線源のエネルギー分布特性 3.蛍光X線分析への適用