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J-GLOBAL ID:201202264576954063   整理番号:12A0136913

種種の橋かけしたメチルメタクリル酸をベースにした高分子シェルを用いてミクロカプセル封じしたnオクタデカンの製作と評価

Fabrication and characterization of microencapsulated n-octadecane with different crosslinked methylmethacrylate-based polymer shells
著者 (7件):
資料名:
巻: 98  ページ: 283-293  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: D0513C  ISSN: 0927-0248  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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様様な交差結合メチルメタクリル酸をシェルとして,nオクタデカンのミクロカプセル封じを懸濁体状の重合化により実行した。交差結合試剤として1,4-ブチレングリコールジアクリル酸(BDDA),ジビニルベンゼン(DVB),トリメチロールプロパントリアクリル酸(TMPTA)とペンタエリスリトールテトラアクリル酸(PETRA)を使用した。交差結合試剤のタイプと分量,開始剤のタイプと重合化温度が,作成直後のミクロカプセル封じ相変化物質(PCM)におよぼす影響を調べた。ミクロPCMの評価には,Fourier 変換赤外分光法と走査型電子顕微鏡法を利用した。ミクロPCMの熱特性と熱安定性を示差走査熱量測定と熱重量測定分析で調べた。シェルの力学強度をミクロ/ナノ硬度テスタで測定した。ミクロPCMの熱特性,熱耐性温度とシェル力学強度は交差結合試剤の交差結合可能な機能性部分の数の増加とともに増大した。交差結合試剤にPETRAを使って得た75.3wt%nオクタデカンを含むミクロPCMが,最高の融解潜熱(156.4J/g)と結晶化潜熱(182.8J/g)をもち,また最高の熱安定性とシェル力学強度を示した。DVBを用いて作成したミクロPCMは,BDDAを用いたものに比べて,比較的高いシェル力学的強度と熱容量を示した。2,2′-アゾビスイソブチロニトリル(AIBM)と酸化還元開始剤を組み合わせて45°Cで作成したミクロPCMの熱容量と熱安定性は,ALBMまたはベンゾイル過酸化物を使い85°Cで作成したミクロPCMのそれに比べて,低くかった。従って,橋かけ結合メチルメタクリル酸シェル,特に橋かけ結合密度が高い架橋高分子シェルを用いたミクロPCMが,太陽エネルギー蓄積物質として良好な性能が期待される。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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