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J-GLOBAL ID:201202264591608562   整理番号:12A1121433

チタン酸ナトリウムビスマスの温度及び電場誘起不安定性の原因としての孤立電子対誘起共有原子価

Lone-Pair-Induced Covalency as the Cause of Temperature- and Field-Induced Instabilities in Bismuth Sodium Titanate
著者 (7件):
資料名:
巻: 22  号: 11  ページ: 2285-2294  発行年: 2012年06月06日 
JST資料番号: W1336A  ISSN: 1616-301X  CODEN: AFMDC6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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現在広く用いられている圧電体であるPZTの鉛毒性の問題とPZTを超える歪を示す標記チタン酸塩(BNT)の研究の騒ぎを背景として,既報のNdドープBNT-BKT(K:カリウム)材料の温度及び電場変化による相転移の特質を調べた。試薬級前駆体粉末のスラリーから焼結(1100°C),調製した多層スタック(実験前にポーリング)を用いて実験を行った。誘電率と損失因子の温度依存性を測定し(-100~400°C),また,電場印加による分極と変位のループ(室温~150°C)を圧電評価装置で調べた。さらに,顕微Raman分光計を用い,後方散乱配置で減偏光Ramanスペクトルを測定し(300~570K),また電場依存スペクトルを2V間隔で求めた(200Vまで)。本研究の結果は伸長した歪,さらには本システムで出会う特異な温度依存性の原因を明らかにした。基本的な原因はペロブスカイトの中心の八面体の錯体状結合で媒介されると確認した:酸素p軌道と相互作用する6s2ビスマス孤立電子対の混成が起こり,電場誘起相転移と巨視的強誘電性秩序の減極温度での損失を誘発することなどが分かった。
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分類 (4件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
強誘電体,反強誘電体,強弾性  ,  圧電気,焦電気,エレクトレット  ,  塩基,金属酸化物  ,  分子の電子構造 

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