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J-GLOBAL ID：201202264593765746   整理番号：12A0361562

オリゴマンノシドN-グリカンおよびそれらのドリコール結合前駆体の異性体分析

Isomeric analysis of oligomannosidic N-glycans and their dolichol-linked precursors

著者 (6件)： PABST Martin (Univ. Natural Resources and Life Sci., Vienna, AUT) ,  GRASS Josephine (Univ. Natural Resources and Life Sci., Vienna, AUT) ,  TOEGEL Stefan (Medical Univ. Vienna, Vienna, AUT) ,  LIEBMINGER Eva (Univ. Natural Resources and Life Sci., Vienna, AUT) ,  STRASSER Richard (Univ. Natural Resources and Life Sci., Vienna, AUT) ,  ALTMANN Friedrich (Univ. Natural Resources and Life Sci., Vienna, AUT)
資料名： Glycobiology  (Glycobiology)
巻： 22  号： 3  ページ： 389-399  発行年： 2012年03月 
JST資料番号： W0050A  ISSN： 0959-6658  CODEN： GLYCE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： オリゴマンノシド(OM)N-グリカンは生合成時に異性体混合物や前駆体として存在することから,これらの分離分析を行った。分析手法として多孔質グラファイト炭素(PGC)を用いた液体クロマトグラフィー(LC)で分離し,MSで検出した。分析試料OM異性体をインゲンマメ抽出物の蛋白質結合N-グリカンの酵素的分解で分離して得た。脂質結合オリゴ糖はミクロソームの温和な酸水解で得た。分枝特異的αマンノシダーゼとArabidopsis thaliana ALG変異株を使った検討によってGlc₃Man₉GlcNAc₂前駆体オリゴ糖のMan₅GlcNAc₂への分解中に生じる異性体についても調べ,PGC-LC,および逆相HPLCによる保持時間の帰属を行うN-グリカン分析手法を開発した。本手法によって,糖蛋白質からのOM N-グリカン異性体と共に,ドリコール結合前駆体のOM N-グリカン異性体をも分析可能なことを示した。

シソーラス用語： *少糖類 ,  ドリコール ,  グリコシド ,  多糖類 ,  液体クロマトグラフィー ,  *異性体 ,  *代謝経路 ,  黒鉛組織 ,  インゲンマメ ,  マンノシダーゼ ,  Arabidopsis thaliana ,  *分子構造
準シソーラス用語： *オリゴ糖 ,  N-グリカン ,  *生合成経路 ,  グラファイト構造

分類 (1件)： 代謝一般  (EB06030E)

タイトルに関連する用語 (5件)： N-グリカン ,  ドリコール ,  前駆体 ,  異性体 ,  分析