文献
J-GLOBAL ID:201202264632078395   整理番号:12A0057909

好カルシウム(calciphilic)淡水紅藻Bangia atropurpureaのカルシウムによるフィコビリソームの安定化及び調節

Stabilization and modulation of the phycobilisome by calcium in the calciphilic freshwater red alga Bangia atropurpurea
著者 (5件):
資料名:
巻: 1817  号:ページ: 306-311  発行年: 2012年02月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
線維状紅藻Bangia atropurpureaは湖の沿岸及び飛沫帯又は海から遠い急流河川などの淡水生息地に分布する。これらの生息地における藻類の分布と生育はカルシウムイオンに富んだ硬水と関連すると推察される。葉状体及びフィコビリソームの光合成生育に及ぼす長期及び短期Ca2+枯渇の影響を調べ,好カルシウム紅藻の環境生理学的特性を特性化した。葉状体生育の維持及び細胞の着色には高Ca2+濃度(>50mg/L)が必要であることを長期培養実験で示唆した。短期Ca2+枯渇処理によりフィコエリトリン(PE)由来の蛍光は変化したが,葉状体の吸収スペクトルは変化しなかった。Ca2+枯渇の30分後にPEの蛍光寿命が顕著に長くなり,PEからフィコシアニン(PC)へのエネルギー移動が抑制されたことを示した。Ca2+枯渇の4時間後にPEの蛍光寿命は最初の値に戻ったが,PEからPCへのエネルギー移動は抑制されたままであった。PEが吸収した励起エネルギーは長期Ca2+枯渇中に消滅したことを示唆した。PC及びアロフィコシアニンからの効率的なエネルギー移動はこの処理で変化しなかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
植物の生化学 

前のページに戻る