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J-GLOBAL ID：201202264637877415   整理番号：12A1643287

新しい未変性分取PAGE装置を使用した融合蛋白質の分離及び単離

Separation and Isolation of Fusion Protein using a New Native Preparative PAGE Device

著者 (5件)： JIAN-HUA Zhang Xin-Guo Chen (China Pharmaceutical Univ., Nanjing, CHN) ,  LU-YIN Yan (China Pharmaceutical Univ., Nanjing, CHN) ,  LI Tang (China Pharmaceutical Univ., Nanjing, CHN) ,  MIN Wang (China Pharmaceutical Univ., Nanjing, CHN) ,  DAI-SHUANG Cheng (China Pharmaceutical Univ., Nanjing, CHN)
資料名： Journal of Chromatographic Science  (Journal of Chromatographic Science)
巻： 50  号： 9  ページ： 820-825  発行年： 2012年10月 
JST資料番号： H0493A  ISSN： 0021-9665  CODEN： JCHSBZ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： Pichia pastoris中にヒト血清アルブミン及びチモシンα1(HSA-Tα1)融合蛋白質を過剰発現させ,取り外し可能な捕集ユニットを備えた新しい分取ポリアクリルアミドゲル電気泳動(PAGE)装置を用いて精製した。ポリアクリルアミドゲルにおける蛋白質の移動をCoomassie Blue G-250染料で追跡した。染料を添加した試料と無添加の試料を2枚のポリアクリルアミドゲル板で並行分離し,染料と結合した蛋白質バンドがゲル底部の試料受容容器から1cmに到達するまで画分を捕集した。ヒツジ赤血球ロゼット形成試験(E-ロゼットバイオアッセイ)により精製したHSA-Tα1融合蛋白質の活性を合成Tα1と比較した。提示した分取PAGE装置による1回の精製で合成Tα1に類似した免疫学的活性を示すHSA-Tα1融合蛋白質が得られた。加熱や変性剤(SDS)が不要で迅速,簡易な提示法は蛋白質の精製に有用と考えられる。

シソーラス用語： Pichia ,  *血清アルブミン ,  *チモシン ,  *融合タンパク質 ,  *ゲル電気泳動 ,  *分取 ,  精製 ,  生物活性 ,  免疫学的試験 ,  生体試料染色
準シソーラス用語： *PAGE【電気泳動】 ,  Pichia pastoris ,  チモシンα1 ,  *ヒト血清アルブミン ,  ロゼット形成試験

分類 (2件)： クロマトグラフィー,電気泳動  (CC01050S) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (1件)： クーマシーブルーG-250

タイトルに関連する用語 (4件)： 分取 ,  PAGE ,  融合蛋白質 ,  単離