文献

J-GLOBAL ID：201202264680539353   整理番号：12A0721254

末端分枝の全二等分線角度にもとづく骨格剪定

Skeleton Pruning Based on the Total Bisector Angle of the End Branches

著者 (4件)： ZHANG Le (Fac. of Engineering, The Univ. of Tokushima) ,  MATSUMOTO Kazuyuki (Fac. of Engineering, The Univ. of Tokushima) ,  SUZUKI Motoyuki (Fac. of Engineering, The Univ. of Tokushima) ,  KITA Kenji (Fac. of Engineering, The Univ. of Tokushima)
資料名： 電気学会論文誌 C  (IEEJ Transactions on Electronics, Information and Systems)
巻： 132  号： 5  ページ： 750-758 (J-STAGE)  発行年： 2012年 
JST資料番号： S0810A  ISSN： 0385-4221  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 骨格化は形状表現の重要な手法であるが,境界ノイズに対する骨格の高感度は自動形状照合へのその適用を阻害する。この論文では,末端分枝の全二等分線角度にもとづいた線形時間骨格剪定アルゴリズムを提案する。提案アルゴリズムの主着想は,最小全二等分線角度をもつ末端分枝を反復的に消去することにある。全二等分線角度は局所と大域の両方の骨格情報を考慮するため,提案アルゴリズムによれば境界ノイズによって生成する冗長分枝が全て除去され理想的な骨格が得られる。実験の結果は提案アルゴリズムに高度に適応性があることを示すが,これは同一閾値条件では,MPEG-7およびTari56データベース中の大部分の形状について,著者らの提案アルゴリズムによって得られる剪定骨格がヒトの視覚と合致することを意味する。したがって,この剪定骨格は自動形状照合に適用可能である。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *線 ,  剪定 ,  *表現 ,  *アルゴリズム ,  閾値 ,  パターンマッチング ,  画像検索 ,  雑音低減 ,  角度
準シソーラス用語： ノイズ除去 ,  形状マッチング ,  形状検索 ,  *形状表現 ,  *骨格線

分類 (1件)： パターン認識  (JE07000S)

引用文献 (18件)：

• BLUM, H. A Transformation for Extracting New Descriptors of Shape. Models for Perception of Speech and Visual Forms, 1967. 1967, 362-380
• BLUM, H. Biological Shape and Visual Science (Part 1). J. Theoretical Biology. 1973, 38, 205-287
• DI RUBERTO, C. Recognition of Shapes by Attributed Skeletal Graphs. Pattern Recognition. 2004, 37, 21-31
• HANCOCK, T. E. R. A Skeletal Measure of 2D Shape Similarity. Computer Vision and Image Understanding. 2004, 95, 1-29
• ASLAN, C. An Axis Based Representation for Recognition. ICCV, 2005. 2005

タイトルに関連する用語 (3件)： 分枝 ,  骨格 ,  剪定