文献
J-GLOBAL ID:201202264707536157   整理番号:12A1421730

安定化Pd/Fe0バイメタルナノ粒子を用いたγ-HCH添加土壌の分解:反応経路,反応動力学及び反応条件の効果

Degradation of γ-HCH spiked soil using stabilized Pd/Fe0 bimetallic nanoparticles: Pathways, kinetics and effect of reaction conditions
著者 (6件):
資料名:
巻: 237-238  ページ: 355-364  発行年: 2012年10月30日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本研究では,カルボキシメチルセルロース(CMC)で安定化したPd/Fe0バイメタルナノ粒子(CMC-Pd/nFe0)を用いて,γ-HCH添加土壌中のγ-HCHの分解経路を調査した。γ-HCH分解産物のGC-MS分析によって,中間産物としてペンタクロロシクロヘキセン並びにトリ-及びジ-クロロベンゼンの形成並びに最も安定な最終生成物としてベンゼンの形成を認めた。中間産物及び最終生成物の同定を基に,γ-HCHの分解経路を提案した。回分試験により,γ-HCHの完全分解条件として,負荷率0.20g/L-CMC-Pd/nFe0,6h以内を得た。表面積正規化定数(kSA)が7.6×10-2Lmin-1m-2である事を見出した。CMC-Pd/nFe0系のγ-HCH分解効率は,Fe0ナノ粒子系(nFe0)系,無CMC或いは無Pd系に比して最大7倍大きかった。後続研究により,CMC-Pd/nFe0負荷及び反応温度の増大はγ-HCH分解を増進するが,pH及びγ-HCH初期濃度の上昇,陽イオンの存在によって減衰する傾向がある事を認めた。活性化エネルギー(33.7kJ/mol)データはγ-HCH分解が表面媒介反応である事を示唆している。CMC-Pd/nFe0系を用いたγ-HCH汚染土壌修復に関する本研究の意義を議論した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
土壌汚染  ,  環境衛生,公害対策一般  ,  農薬 
物質索引 (1件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです

前のページに戻る