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J-GLOBAL ID:201202264857962448   整理番号:12A1000248

短期および長期曝露後の廃水の窒素およびリン除去に及ぼすアルミナナノ粒子誘起効果

Alumina nanoparticles-induced effects on wastewater nitrogen and phosphorus removal after short-term and long-term exposure
著者 (5件):
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巻: 46  号: 14  ページ: 4379-4386  発行年: 2012年09月15日 
JST資料番号: B0760A  ISSN: 0043-1354  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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アルミナナノ粒子(Al2O3NPs)は,多くの分野で幅広く使用されているため,健康および環境に与える潜在的リスクに関して懸念が高まっている。しかし,廃水の窒素およびリン除去に及ぼすその潜在的影響は,まだ報告されていない。本研究では,Al2O3NPsの短期および長期曝露が廃水の栄養塩類除去に及ぼす影響を調べた。走査型電子顕微鏡(SEM)による観察の結果,大部分のAl2O3NPsは,活性スラッジ上に吸着されていること,しかし,これらのNPsは,活性スラッジの表面性能に全く悪影響を与えていないことがわかった。1および50mg/LのAl2O3NPsへの短期曝露は,廃水の硝化,脱窒素およびリン除去に殆ど影響を与えないことがわかった。それにもかかわらず,50mg/LのAl2O3NPsへの長時間曝露では,生物学的リン除去および細胞内ポリヒドロキシアルカン酸およびグリコーゲンの形質転換には影響を与えないものの,脱窒素反応を抑制して,全窒素(TN)除去効率が,80.4%から62.5%に低下することが観察された。定量PCRアッセイの結果,対照群と比較して,50mg/LのAl2O3NPsは,活性スラッジ中の脱窒細菌の存在量を減少させることが示された。更なる酵素活性試験で,重要な脱窒酵素(硝酸還元酵素および亜硝酸還元酵素)の活性が阻害されること,これがおそらく長期曝露後の廃水の窒素除去に対して,50mg/LのAl2O3NPsが与える負の効果の原因あることがわかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の生物学的処理  ,  酵素一般 

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