触媒活性ナノ結晶性Smドープ酸化セリウム(CeO<sub>2</sub>)薄膜に関する電子ビーム蒸着を用いた作製

KUNDU Subrata; SUTRADHAR Narottam; THANGAMUTHU R.; SUBRAMANIAN B.; PANDA Asit Baran; JAYACHANDRAN M.

文献

J-GLOBAL ID：201202264867944030 整理番号：12A1237968

触媒活性ナノ結晶性Smドープ酸化セリウム(CeO₂)薄膜に関する電子ビーム蒸着を用いた作製

Fabrication of catalytically active nanocrystalline samarium (Sm)-doped cerium oxide (CeO₂) thin films using electron beam evaporation

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資料名：
巻： 14 号： 8 ページ： 1-16 発行年： 2012年08月
JST資料番号： W1361A ISSN： 1388-0764 CODEN： JNARFA 資料種別：逐次刊行物 (A)
記事区分：原著論文発行国：オランダ (NLD) 言語：英語 (EN)

Smドープ酸化セリウム(CeO₂)薄膜を,電子ビーム蒸着法を用いて作製した。合成した薄膜は,ガラス基板またはITO基板上に堆積させて,異なる温度でのアニーリングによってその特性を調べた。光学的性質および他の形態学的研究は,UV-Vis,XRD,XPS,SEM,EDS,およびFT-IR解析によって行った。XRDおよびXPS解析は,酸化セリウム位置におけるSmの存在を明瞭に確認した。SEM研究から,高温(約300または500°C)でのアニーリング後に,粒子サイズは,粒子の凝集の崩壊に起因して減少することを見出した。この挙動は,UV-Vis,XPS,およびXRD解析からも確認できた。FT-IR研究は,粒子表面上の-COO-,-OHまたはアンモニウム基の存在を証明した。SmドープCeO₂ナノ材料の堆積は,薄膜の安定性と厚さとに関して,ガラス基板上におけるよりも,ITO基板上における方が実行可能性が大きいことを見出した。SmドープCeO₂ナノ材料は,NaBH₄の存在下で,有機染料分子の還元に対する再利用可能な触媒として作用することを記した。この触媒レートを,還元の間の電子移動過程を考慮して比較した。合成したSmドープCeO₂薄膜は,固体酸化物燃料電池(SOFC),酸素センサ,または,種々の型の有機および無機触媒反応における触媒として,種々の分野での広範囲の応用があり得ることを記した。その製造過程は非常に単純,直接的で,所要時間が比較的短く,コスト効率が良いことを指摘した。Copyright 2012 Springer Science+Business Media B.V. Translated from English into Japanese by JST.

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酸化物薄膜

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触媒活性ナノ結晶性Smドープ酸化セリウム(CeO2)薄膜に関する電子ビーム蒸着を用いた作製

触媒活性ナノ結晶性Smドープ酸化セリウム(CeO₂)薄膜に関する電子ビーム蒸着を用いた作製