文献
J-GLOBAL ID:201202264870850080   整理番号:12A0171811

水素化リン酸バナジルセスキハイドレートから合成したリン酸バナジウム触媒の物理化学および触媒性能に対する還流時間の変化の影響

Effect of varying reflux durations on the physico-chemical and catalytic performance of vanadium phosphate catalysts synthesized via vanadyl hydrogen phosphate sesquihydrate
著者 (3件):
資料名:
巻: 415-416  ページ: 53-58  発行年: 2012年02月16日 
JST資料番号: D0691C  ISSN: 0926-860X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
水素化リン酸バナジルセスキハイドレート(VOHPO4 1.5H2O)から調製した一連のリン酸バナジウム,(VO)2P2O7触媒を,733Kで18時間,空気混合物中,0.75%n-ブタンの反応流中でか焼した。前駆体は,りん酸バナジル二水和物(VOPO4 2H2O)を1-ブタノールと,いろいろな時間,すなわち8,15,および24時間還流することにより合成し,生成した触媒をそれぞれPOs-R8, VPOs-R15およびVPOs-R2とした。3種の触媒のX線回折パターンは,同様の回折パターンを示し,よく結晶化した(VO)2P2O7相から成ることがわかった。Brunauer-Emett-Teller(BET)表面積測定から,VPOs-R24が最高の表面積,31m2 g-1を持ち,次がVPOs-R15 の27m2 g-1で,次がVPOs-R8の19m2 g-1であった。誘導結合プラズマ分析から,これらの触媒のP/V原子比は,(VO)2P2O7相を生成する最適領域であることがわかった。前駆体還流時間が増加すると,バナジウムの平均酸化数がやや増加することがわかった。走査電子顕微鏡により,触媒の二次構造がわかり,いろいろなサイズの板上結晶からなり,これが凝集してロゼット型クラスタとなっていた。触媒から脱着する酸素の全量は,前駆体の還流時間が増加すると増加した。すべての触媒のH2中での昇温還元(TPR)プロファイルには,3つの還元ピークがあった。VPOs-R8がV5+/V4+相から脱離する酸素の全量が最も高く,次がVPOs-R15 およびVPOs-R24であった。触媒試験から,前駆体還流時間が短い触媒は,選択性が高いが,活性が低いなどというころがわかった。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
その他の触媒 

前のページに戻る