文献

J-GLOBAL ID：201202264980233272   整理番号：12A1720425

Markov連鎖を用いた幹線道路旅行時間分布の推定について

On the estimation of arterial route travel time distribution with Markov chains

著者 (2件)： RAMEZANI Mohsen (School of Architecture, Civil and Environmental Engineering, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), CHE) ,  GEROLIMINIS Nikolas (School of Architecture, Civil and Environmental Engineering, Ecole Polytechnique Federale de Lausanne (EPFL), CHE)
資料名： Transportation Research. Part B. Methodological  (Transportation Research. Part B. Methodological)
巻： 46  号： 10  ページ： 1576-1590  発行年： 2012年12月 
JST資料番号： D0725B  ISSN： 0191-2615  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： プローブ車の配置における最近の発展は,幹線道路の旅行時間推定の研究に対し,革新的な洞察を与える。特に著者らは,幹線経路旅行時間の確率分布の推定に焦点を置き,それは,幹線道路の性能測定および旅行時間信頼性に関する,より多くの情報を含む。本研究の基本的貢献のひとつは,方法の中での,経路の継続リンクの,旅行時間の相関の統合である。提案された手法の中で,横断リンクのプローブ車両の旅行時間が与えられた条件で,2個の連続リンクを横断する,プローブ車両の旅行時間を代表するデータ点を用いて,二次元(2D)線図が確立される。旅行時間均一性に関する,矩形の部分空間(状態)に対する,それぞれの2D線図をクラスタ化するために,ヒューリスティック格子クラスタリング手法が開発される。Markov連鎖手法を適用することにより,著者らは,継続リンクに対する2D線図の状態の間の相関を統合する。著者らは,つぎに遷移確率を計算し,また幹線道路経路の旅行時間分布を得るために,部分的旅行時間分布をリンクする。各種のプローブ車両標本寸法を用いた手法が,時間依存の条件を用いた2調査箇所において,現地での測定データと模擬データを用いて,テストされる。結果は,Markov連鎖手法に非常に近く,またプローブ車両の小さな挿入率に対しても,異なる渋滞レベルに対するリンクの旅行時間分布のコンボリューションに比して,より正確である。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *Markov連鎖 ,  幹線道路 ,  *旅行時間 ,  *プローブ

分類 (1件)： 交通調査  (TB01031B)

タイトルに関連する用語 (5件)： Markov連鎖 ,  幹線道路 ,  旅行時間 ,  分布 ,  推定