抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ペルシアンブルーは,「青色」を表現する安価な合成顔料として1704年に発見されて以来,急速に普及した。わが国においてもオランダから紹介され,西洋画法の普及に努めた平賀源内などが推奨している。本文では,源内が秋田に伝えた西洋画法について検証した。調査対象は,平賀源内作「西洋婦人図」である。調査には,蛍光X線による元素分析と分光光度計による可視光反射スペクトル非破壊分析を用いた。先ず,「西洋婦人図」および源内とペルシアンブルーの出会いについて解説した後,「西洋婦人図」の分析結果を示した。次いで,秋田に赴いた源内は,秋田藩主佐竹曙山と小野田直武への西洋画の伝授を行なっており,この間の経緯を説明するとともに,佐竹の色への拘りと小野田の新しい空間表現について論じた。