文献
J-GLOBAL ID:201202265143013830   整理番号:12A0726584

ナス(Solanum melongena L.)における単為結実の主要QTLに結合した選択マーカーの開発

Development of selective markers linked to a major QTL for parthenocarpy in eggplant (Solanum melongena L.)
著者 (7件):
資料名:
巻: 124  号:ページ: 1403-1413  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: D0382B  ISSN: 0040-5752  CODEN: THAGA6  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
単為結実(受粉なしで結実する能力)は不利な条件下で結実するための有用な形質である。ナス(Solanum melongena L.)における単為結実を制御する遺伝子座位を同定するために,本研究は,2つの非単為結実系統株(LS1934及び Nakate-Shinkuro)と単為結実系統(AE-P03)の間の種内交配に由来するF2 個体群における単一ヌクレオチド多型マーカー及び共優性SSRを用いて連鎖地図を構築した。総図距離は1,414.6 cM (ALF2: LS1934 × AE-P03)及び1,153.8 cM (NAF2: Nakate-Shinkuro × AE-P03)であった。量的形質座位(QTL)解析は染色体3及び8上に2つのQTLを明らかにし,parthenocarpy3.1 (Cop3.1)及びCop8.1と命名した。Cop3.1の表現型分散寄与率(PVE) はALF2 (LOD = 4.2) が6.3%及びNAF2 (LOD = 3.0)が10.6%であった。Cop8.1のPVEは,ALF2(LOD=23.8)が45.7%及びNAF2(LOD=7.9)が29.7%であった。戻し交雑近交系の個体群を用いて,本研究はCop8.1の影響を確認したが,Cop3.1の寄与を支持する証拠はなかった。本研究は,様々の温度条件下でCop3.1 の影響を検証する必要がある。加えて,本研究は,様々な親の組合せに由来する他のF2個体群におけるCop8.1の各々の側面上に地図化できる選択的SSRマーカー,emf21H22及びemh11J10の有効性を明らかにした。これは,分子マーカーによるナスにおける単為結実のQTL解析に関する第一報である。これはナスの単為結実の基底をなすゲノム機構の解明及びマーカー利用選抜に有用である。Copyright 2012 Springer-Verlag Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
野菜  ,  遺伝子の構造と化学 

前のページに戻る