文献
J-GLOBAL ID:201202265147762934   整理番号:12A0478519

礼文島における浜中2考古学遺跡より出土した陶器に付着した海洋動物の検出 ステロール,安定同位体,放射性炭素年代からの意味

Traces of sea mammals on pottery from the Hamanaka 2 archaeological site, Rebun Island, Japan: Implications from sterol analysis, stable isotopes, and radiocarbon dating
著者 (3件):
資料名:
巻: 25  ページ: 15-27  発行年: 2009年11月30日 
JST資料番号: L8382A  ISSN: 1344-9915  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
北海道,礼文島,浜中の2つの考古学遺跡より出土した陶器付着物の脂質類を分析し,先史時代の人間が食料としていたものを再構築した。脂質類はコレステロールを主体(80%以上)とするステロール類を含み,脂質類が動物起源であることを示唆する。陶器に付着した成分の見かけの放射性炭素年代は3010BPである。これらのステロール分析,安定同位体測定,放射性炭素年代の結果は縄文時代後半(1300ー1200cal BC)浜中の2つの考古学的遺跡において動物の脂,脂肪を得るために海洋動物を陶器で料理していたという考古学的仮説と一致する。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
水圏・生物圏の地球化学  ,  年代測定  ,  人文地理学 
引用文献 (33件):
  • CHARTERS, S. Evidence for the mixing of fats and waxes in archaeological ceramics. Archaeometry. 1995, 37, 113-127
  • COPLEY, M. S. Detection of palm fruit lipids in archaeological pottery from Qasr Ibrim, Egyptian Nubia. Proc. R. Soc. 2001, 268, 593-597
  • COPLEY, M. S. Organic residue evidence for the processing of marine animal products in pottery vessels from the pre-colonial archaeological site of Kasteelberg D East, South Africa. South African J. Sci. 2004, 100, 279-283
  • EVERSHED, R. P. The survival of food residues : New methods of analysis, interpretation and application. Proceedings of British Academy. 1992, 77, 187-208
  • EVERSHED, R. P. Chemistry of archaeological animal fats. Acc. Chem. Res. 2002, 35, 660-668
もっと見る

前のページに戻る