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J-GLOBAL ID:201202265192379610   整理番号:12A0646012

ER陰性乳癌におけるERα36のエストロゲン非依存性効果

Estrogen-independent effects of ER-α36 in ER-negative breast cancer
著者 (13件):
資料名:
巻: 77  号:ページ: 666-673  発行年: 2012年05月 
JST資料番号: C0103B  ISSN: 0039-128X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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エストロゲン受容体α36(ERα36)は,従来型ER(ERα66)陰性乳癌細胞系およびヒト乳癌試料で発現されることが見出されているERαの変異体である。本研究では,免疫組織化学的研究によって,発現は他の臨床病理学的特徴と関連しなかったけれども,ERα36発現はER陽性腫瘍よりER陰性腫瘍における方が有意に高いことが分かった。その後ERα36特異的マイクロRNAヘアピンベクターを構築し,安定なERα36ノックダウン細胞を確立し,ノックダウン細胞はパクリタキセルに対してより感受性があることが分かった;c-Jun N末端キナーゼ経路は機構に関与すると思われた。また,ERα36のダウンレギュレーションにより移動および侵入の低下をもたらした。これらの変化はエストロゲン非依存的であった。本知見により標的ERα36はER陰性乳癌の治療戦略になる可能性があることを示した。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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性ホルモン  ,  腫ようの化学・生化学・病理学  ,  細胞膜の受容体 
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