抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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超解像瞳フィルターの発想は,信号の最速のFourier成分よりも高速に振動する小振幅の帯域制限信号の領域において生じる超振動の概念に由来する。光学顕微鏡では,角度開口がエバネセント場領域の外側のAbbe回折限界よりも小さい究極焦点スポットを決定する瞳関数の適切な設計によって達成できる。この角度開口は無制限に増加することはできず,超解像フィルターに存在する大きなサイドローブを避けることが出来ない。顕微鏡応用におけるこの種のフィルターの使用の限界を,計算例を通して検討した。(翻訳著者抄録)