文献
J-GLOBAL ID:201202265341022372   整理番号:12A0334513

Rictorは結腸直腸癌細胞においてFBXW7依存性のc-MycおよびサイクリンEの分解を調節する

Rictor regulates FBXW7-dependent c-Myc and cyclin E degradation in colorectal cancer cells
著者 (7件):
資料名:
巻: 418  号:ページ: 426-432  発行年: 2012年02月10日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
Rictor(Rapamycin-insensitive companion of mTOR)はmTORと複合体を形成し,Aktをリン酸化し活性化する。Aktの活性化は,結腸直腸癌で過剰発現し,結腸直腸癌細胞の増殖において重要な役割を果たす,c-MycおよびサイクリンEの発現を誘導する。ここで我々はRictorがFBXW7と結合し,c-MycおよびサイクリンEの分解の調節に関与するE3複合体を形成することを示す。Rictor-FBXW7複合体は,以前報告されているmTORC2とは生化学的に別個であり,mTORC2とは独立して免疫沈降されうる。さらに血清涸渇した結腸直腸癌細胞におけるrictorのノックダウンは,c-MycおよびサイクリンEのユビキチン化を減じ,タンパク質レベルを増す一方,rictorの過剰発現はc-MycおよびサイクリンEタンパク質の分解を誘導する。FBXW7の遺伝学的ノックアウトはrictorの効果を弱める。このことはc-MycおよびサイクリンEのrictorによる調節はFBXW7を必要とすることを示唆する。我々の発見は,rictorを,c-MycおよびサイクリンEタンパク質のユビキチン化と分解の調節に関与するFBXW7 E3リガーゼ複合体の重要な成分として同定する。重要なことに,我々の結果は上昇した増殖因子シグナリングが,c-MycおよびサイクリンEのrictor/FBXW7が仲介するユビキチン化の減少に寄与し,結腸直腸癌細胞におけるサイクリンEとc-Mycの蓄積に繋がるかもしれないことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞構成体の機能 

前のページに戻る