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J-GLOBAL ID:201202265347642631   整理番号:12A1467177

全世界的に大きな余震を誘発した2012年4月11日の東インド洋地震

The 11 April 2012 east Indian Ocean earthquake triggered large aftershocks worldwide
著者 (4件):
資料名:
巻: 490  号: 7419  ページ: 250-253  発行年: 2012年10月11日 
JST資料番号: D0193B  ISSN: 0028-0836  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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大きな地震は,地震波の通過中やその後の数時間から数日の間にとても小さな地震を全球的に誘発する。しかし,遠方で起きたモーメントマグニチュードM≧5.5の余震は,4,800km遠方で起きたM=6.6地震からの表面波によって誘発されたM=6.9の地震を唯一の例外として,今まで確認されていない。2012年に起きたモーメントマグニチュード8.6の東インド洋地震は,今までに記録された最大の横ずれ地震である。本論文では,震央から1,500km以上離れて起きたM≧5.5の遠地地震の発生率が,2012年の地震後の6日間は5倍近く増加し,マグニチュードでM≦7にまで及んだことを示す。これらの全球的な余震は,ラブ波放射の4つのローブに沿って位置していた。すなわち,動的な波が通過中の少なくとも100秒間で動的剪断歪が10-7を上回ると計算された場所に,それらすべてが発生していた。過去10年間のほかのM≧8.5の本震は衝上断層である。これらの地震後,M≧5.5の遠地地震の全球的な発生率は,2012年地震後の発生率の3分の1程度増加し,2日間しか持続しなかった。これらは小さいが,おそらく真の増加である。2012年地震のこれまでにない遅延誘発能力は,その横ずれ地震源の配置に起因するか,あるいは全球的に地震発生率が非常に低く,破壊寸前の震源核形成箇所の数がおそらく増えている時期にこの地震が起きたためと考えられる。Copyright Nature Publishing Group 2012
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地震波伝搬 
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