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J-GLOBAL ID:201202265349863147   整理番号:12A1289248

食品包装用フィルムのトコフェロール徐放に及ぼすPPG-PEG-PPGの影響

Effect of PPG-PEG-PPG on the Tocopherol-Controlled Release from Films Intended for Food-Packaging Applications
著者 (5件):
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巻: 60  号: 33  ページ: 8163-8170  発行年: 2012年08月22日 
JST資料番号: C0251A  ISSN: 0021-8561  CODEN: JAFCAU  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では押し出し成型によってポーラスなPPフィルムを調製するために,鎖延長剤としてポリエチレングリコール(PEG:重量平均分子量:575)及びポリプロピレングリコール(PPG:重量平均分子量:2000)のブロック共重合体を用いた。そしてフィルム加工時に使われた鎖延長剤の型と量の影響とトコフェロールの徐放に関して調べた。エタノール系食品疑似物中へのPP食品包装用フィルムからPPG-PEG-PPGの溶出は,1%添加時にはほとんどなく,一般的な溶出限界値60ミリグラム/キログラムを適用すると,その値は1から25ミリグラム/キログラムであった。これはヨーロッパの規制値の限度以下である。フィルム押し出し成形加工時にPPG-PEG-PPGは分解されないことがフーリエ変換赤外線分析法及びNMR(核磁気共鳴)法によって確認された。フィルム中のトコフェロールとPPG-PEG-PPG含量が増加すればするほど,疑似食品中へのトコフェロールの溶出は大きかった。しかし,この溶出は保存時間と保存温度に大きく影響を受けた。結果としてPPG-PEG-PPGで改質されたPPフィルムは,トコフィロールによってフィルム自身の酸化劣化を防ぐことができると同時に,食品に対するトコフェロールの徐放機能を持っていることが分かった。
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分類 (2件):
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ビタミンE  ,  食品包装 
タイトルに関連する用語 (5件):
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