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J-GLOBAL ID:201202265351404575   整理番号:12A0682521

TEMPO酸化パルプの後酸化における亜塩素酸ナトリウムの使用: パルプ特性およびナノセルロース収率に及ぼす影響

The Use of Sodium Chlorite in Post-Oxidation of TEMPO-Oxidized Pulp: Effect on Pulp Characteristics and Nanocellulose Yield
著者 (4件):
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巻: 32  号:ページ: 137-148  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: E0983A  ISSN: 0277-3813  CODEN: JWCTDJ  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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TEMP系によって酸化されたパルプ試料の後酸化によって,アルデヒド基を含まないナノセルロースの製造が確認されている。本報の目的はセルロースナノファイバー大量生産のために後酸化処方を簡便化することであり,酸化パルプ特性に及ぼす影響を検討することにある。酸化目的のための天然セルロース源として,柔和漂白,機械乾燥広葉樹クラフトパルプを用いた。パルプを脱イオン水中で粉砕し,その後に4-アセトアミドTEMPO-NaBr-NaOCl酸化系によってパルプを酸化した。そのTEMPO酸化セルローススラリーをろ過して脱イオン水で完全に水洗し,4°Cで保存した。更にこの試料を既報の方法とは少し異なった条件,70°Cで,2時間,H2SO4で酸性(pH1.5-5.5)に維持した酸性条件でNaClO2によって後酸化して,アルデヒド基をカルボキシル基に変換した。ナトリウム塩をフリーカルボン酸に変換後,導電率滴定によるカルボン酸定量,粘度測定および加速試験による白色度安定性を評価した。後酸化パルプの0.1%濃度の水スラリーをブレンダーで粉砕してナノセルロースを作製した。pH2-3で10%のNaClO2の添加が,TEMP酸化パルプ中の残留アルデヒド基の完全な酸化に最適であった。後酸化パルプは比較的高い重合度を有し,ナノセルロース収率も高めで,白色度安定性も増加した。アルデヒド基がTEMPO酸化パルプの熱黄変に顕著に影響することを示した。
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分類 (2件):
分類
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パルプの処理,抄造,仕上  ,  酸化,還元 
物質索引 (1件):
物質索引
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