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J-GLOBAL ID：201202265399549109   整理番号：12A0570039

GaO₄Al₁₂(OH)₂₄(H₂O)₁₂⁷⁺およびセルロース性物質間の相互作用

Interactions between GaO4Al12(OH)24(H2O)12/7+ and cellulosic materials

著者 (5件)： SUNDMAN Ola (Dep. of Chemistry, Umea Univ., S-901 87 Umea, SWE) ,  SUNDMAN Ola (Dep. of Forest Products Technol., Aalto Univ. School of Chemical Sciences, P.O. Box 16300, FI-02015 Aalto, FIN) ,  PERSSON Per (Dep. of Chemistry, Umea Univ., S-901 87 Umea, SWE) ,  BANERJEE Dipanjan (The Rossendorf Beamline at ESRF, B.P. 220, F-38043 Grenoble-Cedex, FRA) ,  OEHMAN Lars-olof (Dep. of Chemistry, Umea Univ., S-901 87 Umea, SWE)
資料名： Journal of Colloid and Interface Science  (Journal of Colloid and Interface Science)
巻： 374  号： 1  ページ： 250-257  発行年： 2012年05月15日 
JST資料番号： C0279A  ISSN： 0021-9797  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アニオンのセルロース性物質と対比した,GaO₄Al₁₂(OH)₂₄(H₂O)₁₂⁷⁺,ε-Keggin構造を有するポリカチオンの吸着特性および安定性について,濃度とイオン強度が異なる条件下で検討した。用いたセルロース性物質は,2つの異なる完全に漂白された繊維物質,カルボキシルメチルセルロース(CMC)とスピンコートセルロースモデル表面であった。分析手法としては,pH測定,電位滴定,ICP-OES,QCM-D,平衡計算,および拡張X線吸収微細構造(EXAFS)を用いた。吸着は重要であり,GaO₄Al₁₂8OH)₂₄(H₂O)₁₂⁷⁺を繊維懸濁液に添加することで,pHの迅速な低下と,その後の少しのそして遅いpH上昇が生じる。この挙動は,未変化のGaO₄Al₁₂(OH)₂₄(H₂O)₁₂⁷⁺イオンの迅速で強い(logβ>2)平衡吸着とそれに続く遅く少量の,3-8%,異なるモノマーへの分解に起因すると説明できる。スピンコートセルロースモデル表面での,このイオンの交互LBL吸着とCMCから,アニオン性セルロース物質とGaO₄Al₁₂(OH)₂₄(H₂O)₁₂⁷⁺間に強い相互作用が存在することがさらに明らかになる。観察された吸着は,GaO₄Al₁₂(OH)₂₄(H₂O)₁₂⁷⁺でもGaやAlモノマーでもない非特異的なDonnan吸着挙動に起因するとは説明できないことが分る。そして,それ故に,固有表面錯体生成について論じ,適用する。pHや金属吸着データを説明するために見出された(≡COO)₇GaO₄Al₁₂(OH)₂₄(H₂O)₁₂種は,厳密には化学量論的エンチティとして考えるべきである。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： EXAFS ,  *セルロース誘導体 ,  *相互作用 ,  Keggin構造 ,  特性 ,  カルボキシメチルセルロース ,  pH測定 ,  電位差滴定 ,  微量天秤 ,  スピンコーティング ,  シミュレーション ,  錯体生成 ,  *合成鉱物 ,  安定性 ,  漂白 ,  *ガリウム化合物 ,  *アルミニウム化合物 ,  金属酸化物 ,  水和物 ,  イオン強度
準シソーラス用語： ポリカチオン ,  QCM-D ,  吸着特性 ,  吸着量 ,  表面錯体生成

分類 (2件)： 合成鉱物  (CD01040K) ,  その他の高分子材料  (YH07150C)

タイトルに関連する用語 (4件)： H2O ,  セルロース ,  物質 ,  相互作用