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J-GLOBAL ID：201202265410951054   整理番号：12A1157696

in vivo遺伝子ターゲティングによる肝細胞癌の誘導

Induction of hepatocellular carcinoma by in vivo gene targeting

著者 (9件)： WANG Pei-Rong (Univ. Washington, WA) ,  XU Mei (Univ. Washington, WA) ,  TOFFANIN Sara (Mount Sinai School of Medicine, NY) ,  TOFFANIN Sara (National Cancer Inst., Milan, ITA) ,  LI Yi (Univ. Washington, WA) ,  LLOVET Josep M. (Mount Sinai School of Medicine, NY) ,  LLOVET Josep M. (Univ. Barcelona, Catalonia, ESP) ,  LLOVET Josep M. (Institucio Catalana de Recerca i Estudis Avancats, Catalonia, ESP) ,  RUSSELL David W. (Univ. Washington, WA)
資料名： Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America  (Proceedings of the National Academy of Sciences of the United States of America)
巻： 109  号： 28  ページ： 11264-11269  発行年： 2012年07月10日 
JST資料番号： D0387A  ISSN： 0027-8424  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト肝細胞癌(HCC)の特異的表現型および予後サブクラスは,動物実験で再現することは困難である。アデノ関連ウイルス(AAV)ベクターによるin vivo遺伝子ターゲティングを通してのマウスRian遺伝子へのプロモーター-エンハンサー要素導入により,HCC形成によるマウスインプリント染色体12座位の役割を解析した。これにより20000正常肝細胞の約1個を,単一遺伝子変化を持つHCCフォーカスに変換され,多mRNA,snoRNAおよびミクロRNAを含む300kb染色体ドメインを組込み部位周辺で活性化した。更に部分的DNAメチル化消失と関連した類似組織学的表現型を持つ自然発生ヒトHCCの特異分子サブクラスのシンテニー座位で活性化した。ヒトは染色体14にマウス染色体12にシンテニーな,インプリント遺伝子座位を持つ。このin vivo遺伝子ターゲティングのヒト癌モデリングにおける正確さを示すと共に,多様な動物種における各種癌研究への応用を示唆した。

シソーラス用語： *遺伝子ターゲティング ,  *肝細胞癌 ,  ヒト ,  常染色体 ,  *遺伝子 ,  レトロトランスポゾン ,  *遺伝子座 ,  病態モデル ,  腫瘍 ,  肝細胞 ,  *アンチセンスRNA ,  *snRNA ,  メチル化 ,  遺伝毒性 ,  アデノ随伴ウイルス
準シソーラス用語： 染色体14 ,  *インプリント遺伝子 ,  *マイクロRNA ,  DNAメチル化

分類 (2件)： 遺伝子操作  (EC02050B) ,  腫ようの化学・生化学・病理学  (GE02030N)

タイトルに関連する用語 (3件)： 遺伝子ターゲティング ,  肝細胞癌 ,  誘導