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J-GLOBAL ID：201202265414298932   整理番号：12A1295072

八重山・石垣島の近・現代における村落空間の特徴と変遷に関する研究-村落空間構成の復元を通じて その1-

A STUDY ON THE SPATIAL COMPOSITION OF THE FEATURE OF VILLAGE AND CHANGES IN THE ISHIGAKI ISLAND YAEYAMA-Analysis based on restoration of spatial composition of old villages: Part 1-

著者 (3件)： 鎌田誠史 (有明工高専) ,  浦山隆一 (富山国際大 現代社会) ,  齊木崇人 (神戸芸術工科大 大学院)
資料名： 日本建築学会計画系論文集  (Journal of Architecture and Planning (Transactions of AIJ))
号： 679  ページ： 2073-2079  発行年： 2012年09月30日 
JST資料番号： Y0894A  ISSN： 1340-4210  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿では,八重山・石垣島の5村を対象として,明治期の資料から村落空間の復元図を作成し,明治20~30年の村落空間の特徴と現代に至る空間的変遷を考察する。往時の村落空間の特徴について以下の知見を得る。1)点的要素では村番所と製糖小屋が隣接し,鍛冶屋が村落の外縁部に配置するという共通性が認められた。2)対象村落に共通して村落外縁部には樹林帯(村抱護)が分布し,その外周に墓地が分布していることから村抱護に囲まれた範囲が村域を示している可能性を示唆した。3)対象村落において,村抱護で囲まれた範囲に居住域と生産域,聖域の大きく3つの要素が配置される点でも共通していた。4)対象村落に共通しているのは,明治期から昭和20年頃までは,村落空間の大きな変化は見られなかった。

シソーラス用語： *沖縄県 ,  *島 ,  *集落 ,  *空間構成 ,  経時変化 ,  回復 ,  復旧 ,  *時期 ,  地図 ,  庁舎 ,  製糖工場 ,  保安林 ,  宗教施設
準シソーラス用語： 八重山諸島 ,  *石垣島 ,  *明治時代 ,  鍛冶屋

分類 (1件)： 住居地域計画一般  (RD03010G)

タイトルに関連する用語 (5件)： 石垣島 ,  村落 ,  研究 ,  空間構成 ,  復元