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J-GLOBAL ID:201202265423500213   整理番号:12A0058358

C.elegans発生におけるPBRM-1/ポリブロモ-およびLET-526/Osa含有クロマチンリモデリング複合体の多機能

Multiple functions of PBRM-1/Polybromo- and LET-526/Osa-containing chromatin remodeling complexes in C. elegans development
著者 (5件):
資料名:
巻: 361  号:ページ: 349-357  発行年: 2012年01月15日 
JST資料番号: C0522A  ISSN: 0012-1606  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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SWI/SNF様クロマチンリモデリング複合体は2つの進化的に保存されたサブクラスからなり,それらは特異的副成分,OSA/BAF250とポリブロモ蛋白質によって特徴づけられる。これらの複合体は一部重複する異なるセットの標的遺伝子発現を制御し,その制御成分は各複合体の標的特異性を決定すると考えられている。ここで著者らは,異常非対称細胞分裂表現型をスクリーニングして,OSA/BAF250ホモログ,LET-526とポリブロモホモログ,PBRM-1の遺伝子のC.elegans変異体を単離した。T細胞の非対称分裂で,LET-526とPBRM-1の両方とも娘T細胞間のpsa-3/Meisの非対称発現を制御したことから,2つのサブクラスは同じ標的を共有することが示唆された。生殖腺では,PBRM-1は胚発生時に生殖腺原基形成を制御し,一方,LET-526は,生殖腺原基から遠位先端細胞(DTC)で胚後に必要であったことから,これら2つの蛋白質はDTC発生で異なる標的を持つことが示唆された。したがって,T細胞の非対称分裂では同じ細胞過程がLET-526とPBRM-1によって制御されるが,生殖腺形態形成では異なる細胞過程を制御する。コア成分PSA-1あるいはPSA-4の破壊は生殖腺とT細胞で似た欠陥を引き起こした,また初期胚停止を誘導したけれど,let-526,pbrm-1,あるいはlet-526pmrm-1二重の変異体では見られなかったことから,SWI/SNF様複合体のいくつかの標的はそれらの転写にLET-526あるいはPBRM-1を必要としないことが示唆された。著者らの結果は,C.elegans発生時にSWI/SNF様複合体による標的選択が副成分によって複雑に制御されていることを示す。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
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発生と分化  ,  生殖器官  ,  生物学的機能 
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