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J-GLOBAL ID:201202265689657444   整理番号:12A1174569

フェライトとオーステナイトの異種金属溶接部のミクロ組織展開及び高温破断

Microstructural evolution and high temperature failure of ferritic to austenitic dissimilar welds
著者 (1件):
資料名:
巻: 57  号:ページ: 208-234  発行年: 2012年07月 
JST資料番号: D0258B  ISSN: 0950-6608  CODEN: INMREO  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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フェライトからオーステナイトへの異種金属溶接部のミクロ組織展開及び早期破断をレビューした。溶接したまま条件の異種金属溶接部のミクロ組織は,フェライト合金とオーステナイト合金を分離する融合線に渡り,急な化学濃度勾配で構成していた。溶接熱サイクルからの冷却後,焼入性が高く,溶接に関連した冷却速度が比較的急速なため,この濃度勾配内にマルテンサイトの帯が形成した。溶接後熱処理時の時効及び/又は高温条件後,炭素はフェライト鋼からオーステナイト合金へ化学ポテンシャル勾配を拡散した。これにより,フェライト鋼の界面付近の軟性炭素剥離部分が形成し,大変高い硬度に関連するオーステナイト側に炭化物が核形成し,成長した。ミクロ組織と硬度のこのような大きな違いは,融合線にわたり,大変短い距離で生じる。継手のフェライト側の融合線沿いに,炭化物の帯も形成した。界面炭化物の核形成及び成長のため,時効時間が上昇すると,融合線を越えた硬度の違いは大きくなった。異種金属溶接部の早期破断は,通常,ミクロ組織の急激な変化,融合線を超えた機械的性質,フェライト合金とオーステナイト合金の熱膨張係数の大きな違い,融合線付近のフェライト鋼の優先酸化を含む主要因が原因である。
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
溶接部  ,  変態組織,加工組織  ,  機械的性質 

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