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J-GLOBAL ID:201202265789328790   整理番号:12A0097662

医療用マグネシウム合金管の冷間引抜

Cold Drawing of Magnesium Alloy Tubes for Medical
著者 (2件):
資料名:
巻:号: 12  ページ: 1071-1078 (J-STAGE)  発行年: 2011年 
JST資料番号: U0026A  ISSN: 1880-9871  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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マグネシウム合金は軽量の実用的材料であり,小さい家庭電器製品や自動車部品に使われている。また生体吸収の可能性があるので医療ステントの新しい材料としても期待されている。しかし,マグネシウム合金の処理はきわめて難しく多くが高温加工される。したがって,マグネシウム合金の冷間加工を行うときは,製品の表面品質・強さと加工費用がポイントである。本研究では,ステント強さを改善し加工費用を減らすためのマグネシウム合金管の製造を目指した。医療管のステントには繊度・薄さ・適切な強度・高品質表面が要求される。そこで先ず,要求を満たす方法の一つと考えられるプラグ引抜を行った。しかし,プラグ引抜にはマグネシウム合金がもろすぎるので,この方法の適用は不可能と分かった。次に,ソフト金属マンドレル引抜を試みた。引抜は可能であったが引抜応力が高いので管破損の可能性があってマンドレル引抜は難しかった。その結果,ステント用の微細な薄肉管が可能になった。そこで,新しいマンドレル引抜法である流体マンドレルを行った。その結果,ステント用の微細で薄肉間が可能になった。この微細な薄肉管の肉厚は既存の医療用管と同程度に薄い。流体マンドレル引抜では,マンドレルに流体を使う。したがって,引抜後にマンドレルを抽出するのが容易である。また,引抜応力が柔軟金属マンドレル引抜より低いので,引抜中の管破損を防ぐことも可能である。(翻訳著者抄録)
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引用文献 (11件):
  • (1) Izumi, S., Non-Ferrous Metal, (1987),pp.116-117, The Japan Institute of Metals.
  • (2) Yamamoto A., Biomedical application of magnesium alloys, Journal of Japan Institute of light Metals, Vol.58(2008),pp.570-576.
  • (3) Izumi, S., Non-Ferrous Metal, (1987),pp.108-109, The Japan Institute of Metals.
  • (4) Yoshida, K., Fueki, T., Modeling of Cold Drawing Alloy Wire and Tubes, Magnesium Technology in the Global age, (2006), pp.581-594.
  • (5) Yoshida, K., Basics of Plastic Working, (1988), pp.64-65, Sangyo Tosho.
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