抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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光コネクタは,光ファイバ同士を接続するための重要な部品であり,古くから研究開発が行われてきたが,現在は多くの光コネクタでバットジョイント方式による接続機構が用いられている。鏡面研磨された光ファイバ端面同士を物理接触(Physical Contact:PC)させることにより,低損失な接続を実現している。このPC接続を維持させ続けることが光コネクタの信頼を確保するために重要な課題となる。開発当時には,温度変化に伴う熱膨張収縮に対して,PC接続を維持するための技術が重要であった。近年では,光シグナルのハイパワー化により,新たな問題も顕在化してきている。光通信の信頼性を損なわないためには,このようなPC接続に対する課題を克服し続けていくことが大切となる。本論文では,光コネクタの接続機構,信頼性の高いPC接続を実現するための技術及びその信頼性を維持するための技術について述べる。最後に,新しいPC接続を利用した光コネクタについて述べ結びとする。(著者抄録)