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J-GLOBAL ID:201202265855472202   整理番号:12A1674112

N-結合型グリカンおよびO-結合型グリカンおよびI抗原グリカン上でのタイプ1およびタイプ2のpoly-LacNAcの汎用合成のためのHelicobacter pyloriのβ1,3-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ

Helicobacter pylori β1,3-N-acetylglucosaminyltransferase for versatile synthesis of type 1 and type 2 poly-LacNAcs on N-linked, O-linked and I-antigen glycans
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資料名:
巻: 22  号: 11  ページ: 1453-1464  発行年: 2012年11月 
JST資料番号: W0050A  ISSN: 0959-6658  CODEN: GLYCE3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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ポリ-LacNAc伸張を持つグリカンの合成に利用可能と推定されるHelicobacter pyloriのβ3-N-アセチルグルコサミニルトランスフェラーゼ(β3GlcNAcT)の詳細な基質特異性と触媒効率について検討した。β3GlcNAcTは直鎖型および分岐型グリカンのタイプ1(Galβ1-4GlcNAc),タイプ2(Galβ1-4GlcNAc),タイプ3(Galβ1-3GalNAcα)およびタイプ4(Galβ1-3GalNAcβ)のガラクトシドモチーフに対して極めて広範なアクセプター特異性を示した。β3GlcNAcTはタイプ2アクセプターに対して選択的活性を示したが,タイプ1やタイプ3/4配列にもGlcNAcをβ1-3結合で転移することから,β1-4やβ1-3結合をつくるガラクトサミニルトランスフェラーゼを用いてβ3GlcNAcTの利用を変化させることにより,種々のN-結合型アクセプター,O-結合型アクセプターおよびI-抗原アクセプターをタイプ2およびタイプ1のLacNAc反復配列で伸張できることが分かった。di-LacNAcの2本分岐を持つN-結合型糖ペプチドをUDP-GlcNAcおよびUDP-Galの存在下でβ3GlcNAcTおよびGalT-1と一緒にインキュベートすると,15個のLacNAcが付加した糖ペプチドが得られた。以上より,H.piloriのβ3GlcNAcTの広範な基質特異性と,複雑なグリカンの化学酵素合成におけるその有用性が示された。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
糖質・糖鎖一般  ,  酵素一般 

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