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J-GLOBAL ID:201202265876094763   整理番号:12A0540118

HepG2細胞によって分泌した蛋白質における2,3,4,7,8-ペンタクロロジベンゾフランの毒物学的バイオマーカー

Toxicological biomarkers of 2,3,4,7,8-pentachlorodibenzofuran in proteins secreted by HepG2 cells
著者 (11件):
資料名:
巻: 1824  号:ページ: 656-666  発行年: 2012年04月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プロテオミクスアプローチを用いて,HepG2細胞によって分泌した蛋白質に及ぼす2,3,4,7,8-ペンタクロロジベンゾフラン(2,3,4,7,8-PCDF)の影響を調べた。HepG2細胞を種々の濃度の2,3,4,7,8-PCDFに24時間あるいは48時間曝した。次いで,細胞毒性及び遺伝毒性の測定のために,MTT及びコメットアッセイを各々行った。MTTアッセイの結果から,1nMの2,3,4,7,8-PCDFが細胞死を引き起こさない最大濃度であることを示した。さらに,2,3,4,7,8-PCDFに曝されたHepG2細胞において,DNA損傷の用量及び時間依存性亢進を認めた。従って,2種類の異なる濃度1及び5nMの2,3,4,7,8-PCDFを,プロテオミクスバイオマーカーのさらなる分析のために選択した。その結果,32個の蛋白質を同定した(29個はアップレギュレート及び3個はダウンレギュレート)。これらの中で,ピリドキシン-5′-リン酸オキシダーゼ,UDP-グルコース6-デヒドロゲナーゼ,プラスミノーゲン活性化因子インヒビター1前駆体,プラスミノーゲン活性化因子インヒビター3,プロテアソーム活性化因子複合体サブユニット1,14-3-3蛋白質σのイソ型1,ペプチジル-プロリルcis-transイソメラーゼA,14-3-3蛋白質γ,蛋白質DJ-1,及びヌクレオシド二リン酸キナーゼAの同一性を確認した。蛋白質DJ-1,プロテアソーム活性化因子複合体サブユニット1及びプラスミノーゲン活性化因子インヒビター3の特異的発現を,2,3,4,7,8-PCDF曝露ラット由来血漿蛋白質において確証した。これらの蛋白質は,2,3,4,7,8-PCDFの有力な毒物学的バイオマーカーとして利用できると思われた。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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