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J-GLOBAL ID：201202265924375036   整理番号：12A1070863

アノード酸化法による高規則化TiO₂ナノチューブアレイの調製とその応用

The preparation of highly ordered TiO₂ nanotube arrays by an anodization method and their applications

著者 (3件)： JUN Yongseok (Ulsan National Inst. Sci. and Technol. (UNIST), Ulsan, KOR) ,  PARK Jong Hyeok (Sungkyunkwan Univ., Suwon, KOR) ,  KANG Man Gu (Electronics and Telecommunications Res. Inst., Daejeon, KOR)
資料名： Chemical Communications  (Chemical Communications)
巻： 48  号： 52  ページ： 6456-6471  発行年： 2012年07月04日 
JST資料番号： D0376B  ISSN： 1359-7345  CODEN： CHCOFS  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 文献レビュー  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 高規則化TiO₂ナノチューブ(TNT)アレイをアノード酸化法により調製した。実験条件により,TNTの形状は異なり,数百nmから数千nmまで変化した。また竹状,ナノ構造などのモルホロジーを調製することもできた。TNTの電子は散乱および捕獲されやすいが,ベクトル方向には伝導率が増した。またナノ構造を構築することにより,電子を透過したり捕集することもできた。更にドーピングにより電気化学的特性を増強することができた。細孔サイズ,直径,壁の厚さ,TNTの長さなどを調整することにより,伝導度,表面積,捕獲境界サイトなどを変化させることができ,応用面での可能性が広がった。応用面としては,色素増感太陽電池,水分解,汚染物質の光触媒分解,二酸化炭素還元,センサ,Liイオン電池やスーパーキャパシタなどのエネルギー貯蔵素子,柔軟性材料,バイオ材料などについて示した。結晶構造における捕獲サイトは,水分解の触媒活性サイトとして用いることができるが,色素増感太陽電池の電子損失経路となった。

シソーラス用語： *酸化チタン ,  *配列 ,  *アノード酸化 ,  *モルフォロジー ,  ナノ構造 ,  *電気伝導率 ,  表面積 ,  太陽電池 ,  分解反応 ,  除去 ,  浄化 ,  光触媒反応 ,  接触分解 ,  二酸化炭素 ,  接触還元 ,  リチウムイオン電池 ,  電力コンデンサ ,  エネルギー貯蔵 ,  電子捕獲 ,  *電気化学センサ ,  光電流 ,  屈曲性重合体 ,  導電性高分子 ,  材料 ,  多孔質体 ,  電解重合 ,  *光触媒
準シソーラス用語： *ナノチューブアレイ ,  色素増感太陽電池 ,  水分解 ,  汚染物質除去 ,  光触媒分解 ,  スーパーキャパシタ ,  柔軟性高分子鎖 ,  ナノ多孔質体

分類 (3件)： 塩基,金属酸化物  (CD01030Z) ,  その他の触媒  (CB06123Z) ,  電気分析一般  (CC05010C)

タイトルに関連する用語 (6件)： アノード酸化 ,  規則化 ,  TiO2 ,  ナノチューブアレイ ,  調製 ,  応用