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J-GLOBAL ID：201202265997595891   整理番号：12A1052070

強磁場中示差熱分析によるFe-C二元合金の高温・強磁場中特性評価

著者 (7件)： 小山佳一 (鹿児島大 理) ,  池原佑基 (東北大 金属材料研) ,  高橋弘紀 (東北大 金属材料研) ,  木村尚次郎 (東北大 金属材料研) ,  宮本吾郎 (東北大 金属材料研) ,  古原忠 (東北大 金属材料研) ,  渡辺和雄 (東北大 金属材料研)
資料名： 東北大学金属材料研究所強磁場超伝導材料研究センター年次報告  (Annual Report. High Field Laboratory for Superconducting Materials, Institute for Materials Research, Tohoku University)
巻： 2011  ページ： 119-120  発行年： 2012年06月 
JST資料番号： X0986A  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： Fe-C系二元合金の磁場中熱処理の研究は古くから行われており,磁場の印加でα→γ変態が促進されることが知られている。一方,磁気エネルギーの効果を考慮したFe-C二元系状態図の計算結果は,A₁変態点およびA₃変態点が磁場により上昇することを示している。本研究では,著者らが実験的に確認したA₁点の磁場依存性を,純良なFe-C合金を用いて再評価した。磁場中示差熱分析は著者らが開発した装置を用いて行った。その結果,A₁点は磁場に比例し,1.4~1.7K/Tの割合で大きくなることを明らかにした。一方で,A₃点は1.7K/Tの割合で上昇した。本研究の結果,磁場中のFe-C系状態図を初めて実験的に明らかにすることが出来た。

シソーラス用語： 強磁場 ,  示差熱分析 ,  *鉄合金 ,  炭素含有合金 ,  二元合金 ,  高温 ,  磁場効果 ,  状態図 ,  転移温度 ,  相変態 ,  α相 ,  γ相

分類 (1件)： 金属系の相平衡・状態図  (CB03012T)

タイトルに関連する用語 (5件)： 強磁場 ,  示差熱分析 ,  Fe ,  二元合金 ,  特性評価